吃音のブレッゼン Brenzen
 ゼテギネア暦252年没 ガルガスタン人
■Q版7章(物語開始時:ゼテギネア暦252年神竜の月1日)
 アラインメント:C 属性:大地 クラス:バーサーカー
 ガルガスタン軍に所属するバーサーカー。ゴルボルザ平原で暗黒騎士団と接触しようとする解放軍と遭遇。
 少ない手勢であったため、ライムの本隊と合流するべきだとする部下を殺害し、解放軍に戦いを挑む。しかし敗北し、戦死した。
剣闘士トマジウス・ブレッゼンTomasius Brezen
 ガルガスタン人
■F版7章(神竜の月1日時点)才
 アラインメント:C 人間系種族:バーサーカー ガルガスタン王国所属
 ガルガスタン軍所属、ガルガスタン人。
 ドルガルア王の統治時代、王都ハイムではバクラム人富裕層が遊興のひとつとして好んだのが命を賭けて戦う剣闘士競技であった。競技には剣奴と呼ばれる奴隷階級に属する者たちのみが参加できる。そもそも剣奴は逃亡兵や犯罪者などから選抜された者たちのこと。剣奴になることで処刑を回避し、わずかな自由への希望をつないでいた。
 ブレッゼンもそうした元剣奴。幾多の競技で生き残り、ついに自由を勝ち取った者のひとりである。その腕を買われて軍に入ったが、その粗野な性格や物言いは正規兵達からとても嫌われていた。武具を隠されたり、ありもしない癖を嘲笑のネタにされたりと、陰湿極まりないイジメを受けていたようだ。そのせいか、ブレッゼンと兵達の関係は微妙で、戦功を上げる回数は少なかった。
 ゴルボルザ平原でフィダック城を目指すデニム・パウエルらと遭遇、ライムに撤退し本隊に合流しようと主張する部下を斬り捨て戦闘に突入するも、戦死した。

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