イナンナ・バトラール Inanna Batraal[Ivanna]
 ゼテギネア暦205年 神竜の月1日(1月9日)生まれ ローディス人(オウィス)
■Q版7章外伝(物語開始時:ゼテギネア暦231年白竜の月25日)24歳
 アラインメント:L 属性:大地 クラス:ナイト 勲章:騎士の証
 騎士道精神にあふれた女剣士。
 ラーヌンクルス地方の前領主、ウィリアム・バトラールの実子で、現領主ナリス・バトラールの姪。
 ゼテギネア暦216年、ローディスの教化政策時、祖母のもとに預けられていたが、父の死の知らせを聞いて城に帰還。母は権力にうとく、自分や妹マリーシアも幼かったため、ナリスが領主となることに異論はなかった。
 イナンナとその家族は城を出、郊外の別荘へと移った。幼い頃より世話になっていた剣の師マゴットが語った言葉『壊す力は守る力には勝てない』を胸に刻み、ラーヌンクルスを守る為白牙騎士団の騎士となった。
 しかし、父の死は叔父ナリスの暗殺だという噂を聞き疑問を感じ始める。
 ゼテギネア暦221年頃、自分がナリスに疑問を持っていることを悟られ母や妹に危害を及ぶの恐れたイナンナは、剣の師マゴットの導きで騎士団を抜け、身分を隠して傭兵生活を送っていた。
 アールセン地方を訪れた際、ソレア海岸で偶然アルフォンスと出会い、行動を共にすることになる。最初は父親の敵討ちのためにアルフォンスと行動を共にするが、次第に彼の力になりたいと考え行動するようになる。
 父親の仇であるナリスを討ち、堕天使シャヘルの野望を阻止した後、ラーヌンクルスの領主となる。
 聖槍の私物化を図ったナリスがすでに故人であることと動乱が故人の私的感情に起因していたことから、残った一族およびラーヌンクルスの住人について、ローディス本国の咎はなしとなった。
 フェーリス公国との争いを避けることに成功し、ローディス教国に対して自治権を求める。島の財政状態を元に戻すなど島の再建に力を尽くす。
 その後オウィス島は聖槍が発見された聖なる地として、神都ガリウスの直轄地となる。

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