ヴァイス・ボゼッグVyce Bozeck
 ゼテギネア暦236年 神竜の月14日(1月14日)生まれ ウォルスタ人 港町ゴリアテ出身
■Q版7章(物語開始時:ゼテギネア暦252年神竜の月1日)16歳
 アラインメント:N→L 属性:? クラス:ソルジャー→ウォーリア
 ゴリアテが暗黒騎士団ロスローリアンの襲撃を受けた際、父親ジャンを失う。母親はすでに死去していたため天涯孤独の身。デニムの幼なじみ。
 幼い頃からの父親への不信感や友人への羨望の眼差し、カチュアへの想いから様々なコンプレックスを抱える。
 ガルガスタンの海上封鎖に苦しむゴリアテにおいて、ジャンが残していたビルネの実によって飢えを凌いでいた。それを知った人々が彼のもとに訪れたが、人々に見下されて育ってきた彼は態度の変わらなかったデ
ニム・カチュアにだけ、食料を分け与えることにした。
 ゴリアテを襲撃した暗黒騎士団の団長ランスロット・タルタロスがゴリアテを訪れるとの誤報により、デニム・カチュアと共にゼノビアの一行を襲撃。この後、誤解が解いて、ゼノビアの騎士達の協力を得たヴァイス達はロンウェーが囚われるアルモリカ城奪取に成功。
 ヴァイスら神竜騎士団は解放軍の正式な騎士団となる。バルマムッサの虐殺を機に解放軍を離れ、「民族自決」「反貴族主義」などを掲げるネオ・ウォルスタ開放同盟を結成。民衆の人気を集める。
 公爵とその腹心レオナールの死を機に解放軍と和解。戦乱の終結後、王国再建のために力を尽くす。
ヴァイス・ボゼッグVice Bozeck[Vicy]
 18才 神竜の月1日(1月14日)生まれ ウォルスタ人 港町ゴリアテ所属
■F版7章
 アラインメント:N→L(orC) 人間系種族:ウォーリア→アサシン→吊られた男(C)
                        →レンジャー(L)
 デニムの幼なじみ。1年前にゴリアテの町が暗黒騎士団の襲撃を受けた際、父親を失う。母親はすでに死去していたため天涯孤独の身。
 バクラム、ガルガスタン両民族によって虐げられている現実に強く怒りを覚え、ウォルスタ人の地位向上を目指している。
■Cルート
 暗黒騎士団を率いる騎士ランスロットが再びゴリアテを訪れるとの情報を得たヴァイスは、デニムたちのもとへと馬を走らせ、結果的にゼノビアの聖騎士達の助力を得ることになる。
 デニムと共にロンウェー公爵を救出、正式にウォルスタ解放軍の一員となる。 リーダとなったデニムに対して、元々もっていた飲んだくれの父親に対する憎悪、デニムに対するコンプレックスから反感を強くしていく。
 バルマムッサの町の住民虐殺に直接関与しており、作戦に反対したデニムとは袂を分かつこととなる。 この際ヴァイスの放った矢により、ラヴィニスは致命傷を負う。
 作戦終了後、解放軍に対する忠誠心の高さを評価され、公爵直属の第三遊撃隊隊長となり解放軍のために暗躍する。
 強い野心を抱き、バクラム軍と共謀して公爵を暗殺。さらに暗黒騎士ランスロットを暗殺しようとするも失敗。バクラム軍の裏切りによってこれらの罪をすべて負わされ、絞首刑に処された。
 死後、屍術師ニバスの術でゾンビとして復活するが、デニムによって倒され、魂を解放される。
■Lルート
 デニムと共にロンウェー公爵を救出、正式にウォルスタ解放軍の一員となる。しかし、公爵から提示されたバルマムッサの町の住民虐殺に異を唱え、解放軍から離脱。消息不明となった後“民族自決”“反貴族主義”を掲げるネオ・ウォルスタ解放同盟を結成し、指導者として民衆の人気を集める。
 バルマムッサの一件で支配者階級が民族紛争の元凶であり、民族対立を利用し敵対心を植え付け、生活に対する不満を貴族から他へ向けさせていたと考 えるようになる。ゴリアテでの生活が苦しかったのが父親のせいではなかったと恨みをなくしていく。
 解放軍のリーダーがデニムとなった際に解放軍と和解。神竜騎士団の中心人物として、戦乱を終結させるために尽力に貢献した。
※その後ヴァレリアの将軍の一人となっている。
■Nルート
 バルマムッサの町の住民虐殺にも直接関与し、作戦の後は公爵直属部隊のリーダーとなるが、デニムの解放軍復帰を受け入れられず逃亡。
 解放軍によってロンウェー公爵暗殺を企てたという虚偽の容疑をかけられ、その首には史上最高の5万ゴートという賞金がかけられ、その後更に史上最高の6万ゴートという賞金がかけられており、解放軍や賞金稼ぎたちが行方を追われる。
 コリタニ城を奪還したザエボス達ガルガスタン軍残党に捕えられ、処刑されかけるが神竜騎士団と残党軍との戦いの混乱に乗じて脱出。
 自身が公爵に利用されていただけだったことに気づき、解放軍のライム奪還作戦の混乱に乗じて公爵を暗殺。自身もその場にいた解放軍兵士の手により殺害される。

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