大地神バーサ Berthe(Bertha),goddess of death and rebirth[Berthe]
豊穣と葬儀の女神バーサ
 神 スペシャル:ポン・ドゥス
■ゼテギネア神話
 天神ボラと地神アネムが死に、天と地が切り離された時の“きしみ”から生まれた女神。
 太陽神フィラーハと協力して、大地に恵みを与え生命を作ったとされており、大地に住む者に恵みを与える大地の力を司る女神。
 エレメントを司る神として人々に崇められおり、大地は地中深くに眠るエネルギーを地上に届け、人々に豊かさも害も与える。「動き」の象徴である風とは反発する性質を持つ。
 天界の神々の中でもことのほか人間を好んでいたという。
 豊穣と葬儀を象徴し、収穫をもたらし、また死者が帰ってゆく大地を司ることから、死者を見送る嘆きの神として信仰されている。
 人がその手で社会を作り出したころ、バーサはある人間の王に恋をする。神の掟により人との契りは禁じられていたが恋に囚われたバーサは王との間に子供をもうけてしまう。
 娘のダニカと共に王の領地を実り豊かに変えていくのを見ていた冥界の王デムンザが、ダニカをたぶらかし冥界に連れ去ってしまう。その後、バーサは地上と冥界を行き来した為に、彼女のいない時期に冬が生まれ季節が生じたという。魔界へ豊穣を与えることでダニカを取り戻すが、彼女は魔界の果実を口にしておりデムンザと夫婦の契りを結んでいた。
 魔界に属した為に天界に戻れなくなった娘を不憫に思ったバーサと古の王は、娘の身体を5つに分け封印した。
 神話の時代終焉時、トレモス山脈を創り帰天したといわれている。
 『生命の誕生を喜び、大地の恵みに感謝し、死の訪れを恐れず、再生に希望を持て』 残したこの言葉が教えとなりバーサ教が興された。
 また、パラティヌスを建国した開闢王ヴィラーゴはバーサの子孫だといわれている。
 パラティヌス革命戦争では天使長フラーウムにマグナスを見守るように命じ、贈り物としてサザンクロスを託す。
大地神バーサVaasa, Goddess of Earth
豊穣と葬儀の女神バーサ
 神
■ゼテギネア神話
 天神ボラと地神アネムが死に、天と地が切り離された時の“きしみ”から生まれた女神。
 バーサはアネムにかわって大地を司り、フィラーハと協力して大地に恵みを与え生命を作り出したとされている。しかしバーサは、娘のダニカを冥界の王デムンザに奪われた悲しみから、その恵みを地上と冥界へ二分しなければならなくなった。そのため地上には季節が生まれ、盛衰が誕生したといわれる。
 民からは豊穣神として崇められると同時に、死者の旅立ちを見送る嘆きの神として葬礼の儀式の対象ともなった。
 下僕として作ったとされる人の姿をした獣人、地の守護獣ナサロークは“猛獣”と異名をとるほど凶暴な性格のため、番犬役として用いたといわれている。ヴァレリアにあるバーサの神殿のガーディアンとなっている。
 砂塵の法衣はその加護を得た魔導師のためのローブ。

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