ラヴィニス・ロシリオンDame Ravness Loxaerion
 光竜の月14日(12月20日)生まれ ウォルスタ人
■F版7章(神竜の月1日時点)23才
 アラインメント:L 人間系種族:ホワイトナイト 所属:ウォルスタ解放軍→神竜騎士団
 アルモリカ騎士団所属。千人長のひとり。
 ウォルスタ人の父とガルガスタン人の母の間に生まれ、アルモリカで生まれ育った混血の女性。その出自に捕らわれることなく努力を重ね、騎士レオナールに次ぐ実力者としてロンウェー公爵を支えてきた。
 冷静沈着な指揮官として振る舞う一方、曲がったことを嫌う頑固な一面も持ち合わせている。
 ウォルスタ人自治区の住民を蜂起させるため、デニムらと共にバルマムッサの町を目指す。
■F版7章C
 公爵の立案したバルマムッサの住民虐殺に反対し、レオナールらと対立。ヴァイスの放った矢に倒れ、矢傷が致命傷となる。
 虐殺の数日後、死期を悟ったラヴィニスは、果たせなかった想いをデニムに託し、息絶える。
■F版7章L
 バルマムッサの住民虐殺に反対し、解放軍から離反。バルマムッサの虐殺に関与していたとしてウォルスタ解放軍に手配された。
 母方の縁を頼りガルガスタン国内へ逃亡する。
 ガルガスタンの反体制派の貴族らによってかくまわれていたが、正規軍によって港町アシュトンで囚われの身となる。 解放軍は将軍の身柄引き渡しを要求したが、ウォルスタの将としてはこれまで多くの戦いで兵を指揮しており、ガルガスタンに とっては仇敵と呼べる存在である為ガルガスタン側は拒否。ガルガスタンのさる貴族の血を引いているという 噂で反体制派の貴族達の擁護もあり、正式な裁判で処分することになっていた。近日中にコリタニ城へ連行後、処刑されるものと考えられていた。
 裁判のためにコリタニ城へ連行される途中、デニムによって助けられる。解放軍への復帰を誘われるも断る。 彼女自身はウォルスタでもガルガスタンでもないと言われる状態にどう生きるべきか迷っており、彼女の思いを汲んだデニムは公爵の命令に反して見逃されたのだった。
 その後、 ウォルスタ人であり、ガルガスタン人でもあるという考え方となる。全てのガルガスタン人・ウォルスタ人が互いの民族との戦争を望んでいるわけではないことに気付き、ブリガンテス城で捕えられていた政治犯をはじめとするガルガスタンの反体制派の勢力に協力し、ガルガスタン国内の改革に努めることでウォルスタを守れるかもしれないと考える。ブライアム・ディダーロによれば、反枢機卿派の者たちの間では信頼を集め、体制派の者たちにとってウォルスタの将ではなく、反枢機卿派の将という印象の方が強くなっていたという。活動の中でウォルスタ人であり、ガルガスタン人でもある混血の自分が間に立つことで双方が歩み寄れるのではないかという考え方となった。
 解放軍がコリタニ城を攻撃する前にコリタニ公を反体制派の元へと逃がし、ガルガスタン正規軍に追われていたところをデニムによって助けられる。この内乱の本質を見抜き、終戦をめざすデニムに賛同し、解放軍に復帰する。
 内戦終結後、自分と同じ混血の者達に勇気を与えられるならとコリタニ監督官就任の要請を受ける。
※オリジナル版では容量の関係で民族間の混血問題は断念。 キャラ自体はオリジナルで存在しなかったがテーマ自体はオリジナル版から導入したかったもの。
※ラヴィニスがCルートで死ぬのは整合性をとるのにかなりの改変が必要になり、大半のイベントシーンのデータ(演出等)がSFC版の流用であり、作業量とスケジュールの観点から初期段階でカットすることに。

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