□魔石Magicite=クリスタルCrystal | |||
すなわちミストを含んだ石の総称。魔法と呼ばれるパワーの根源で魔法文化の起源。 普遍的に存在するもので、ミストを安定した形が比較的容易に取り出せる為日常生活の中で普通に流通・使用されている。 色や形、大きさは個々で異なるが、石の質には関係ない。小さくて効力の高い石もあれば、巨大だがミスト含有量がわずかで使い物にならない石もある。また含有しているミストのタイプによって複数の種類に分けられる。 大半の魔石はミストを放出するのみで、新たに力を蓄えることはできない。ミストを失った魔石はただの石になる。 長年の研究により、前バレンディア暦706年当時はある程度の力を有する魔石ならば人工的に製造することが可能になってきていた。 イヴァリース中世獅子戦争当時ではクリスタルは存在するものの世界のエネルギー源ではなく、それらを利用した機工術は失われている。クリスタルを冠する防具は地中より採掘されるクリスタルのような宝石が使われている。クリスタルは希少になっているのだろうか。 |
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■魔石鉱The Magicite Mine(クリスタル鉱山Crystal Mine) | |||
魔石が採掘される鉱山などを魔石鉱と呼んでおり、空中都市ビュエルバのルース魔石鉱はイヴァリース有数の鉱脈。魔石鉱で働き、日銭を稼ぐ冒険者も多い。 イヴァリースの各地に存在するが数はそれほど多くない為純度が高い魔石ほど貴重として高値で取引される。 |
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■魔法石Spellstone | |||
人の意志に応じてミストを変化させるため、魔法行使の触媒となる石。少ししか魔力のない石の場合でも道具を生産するのに必要不可欠な存在となっている。モンスターの体内から見つかる場合もあり、一般的な魔石に比べミストの属性や含有量にばらつきがあるものの国中に広まることで世間に役に立つためそれらを発見し売買する冒険者が世の中に認められている。 魔法石は含有する魔力によって呼び方が変わり、風の石・氷の石などの魔力を帯びた〜の石。それより強力な魔力を持つ魔法石を魔石。魔力が結晶化した魔晶石Crystal。精霊の名を冠されたものや魂から宿星が離れ姿を変えた宝玉である最上位の魔法石ジュエルHalcyons(Jwel)。 強い魔力を持つ石を使うにはそれ相応の代償が必要となり、強引に強力な石の魔力を放出させれば術者も一時的に魔力を失う。 |
石 |
風の石 | 風の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、風の流れる音がする。 |
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雷の石 | 雷の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、ビリビリとしている。 |
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氷の石 | 氷の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、ひんやりしている。 |
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土の石 | 土の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、どっしりと重い。 |
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聖の石 | 聖の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、やさしい気持ちになる。 |
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火の石 | 火の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、ほのかにあたたかい。 |
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水の石 | 水の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、割ると水がこぼれる。 |
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闇の石 | 闇の魔力を帯びた石。 ふつうの石に見えるが、怪しい影が落ちている。 |
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魔石 |
風の魔石 | 風の魔力が込められた石。 旅人がお守りにすることによって、行く先々で風 が吹き道に迷わなくなるという。 |
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雷の魔石 | 雷の魔力が込められた石。 ふることによって発電することができるため、小 型飛空艇などの動力に使用されているという。 |
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氷の魔石 | 氷の魔力が込められた石。 倉庫に入れておくことによって、生ものを凍らせ 保存できるという。 |
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土の魔石 | 土の魔力が込められた石。 地中にうめることによって、大きな収かくを期待 することができる。 |
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聖の魔石 | 聖の魔力が込められた石。 ひつぎの中に入れておくことによって、死者が安 らかに眠ることができるという。 |
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火の魔石 | 火の魔力が込められた石。 火にくべることによって、あっという間に驚くほ ど火力が高まるという。 |
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水の魔石 | 水の魔力が込められた石。 汚水の中に投げ入れることによって、キレイにす ることができるという。 |
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闇の魔石 | 闇の魔力が込められた石。 家の要所に置くことによって悪霊を遠ざけ、家族 の幸せを守ってくれるという。 |
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魔晶石 |
風の魔晶石 | 風の魔力が結晶化したもの。 守護の神力が宿ると伝えられている。 精霊シルフスの原動力でもある。 |
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雷の魔晶石 | 雷の魔力が結晶化したもの。 破壊の神力が宿ると伝えられている。 精霊マルトの原動力でもある。 |
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氷の魔晶石 | 氷の魔力が結晶化したもの。 魔術の神力が宿ると伝えられている。 精霊レーシーの原動力でもある。 |
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土の魔晶石 | 土の魔力が結晶化したもの。 道理の神力が宿ると伝えられている。 精霊ノーマの原動力でもある。 |
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聖の魔晶石 | 聖の魔力が結晶化したもの。 太陽の神力が宿ると伝えられている。 精霊デクアルプの原動力でもある。 |
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火の魔晶石 | 火の魔力が結晶化したもの。 創造の神力が宿ると伝えられている。 精霊サラマンドの原動力でもある。 |
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水の魔晶石 | 水の魔力が結晶化したもの。 再生の神力が宿ると伝えられている。 精霊ウンディーヌの原動力でもある。 |
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闇の魔晶石 | 闇の魔力が結晶化したもの。 満月の神力が宿ると伝えられている。 精霊リョスアルプの原動力でもある。 |
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宝玉 | 火の宝玉 | 爆炎の精霊の覇気が宿った石。 中心に劫火が逆巻いている。 |
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水の宝玉 | 水源の精霊の愛が宿った石。 中心に大洋が凪いでいる。 |
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雷の宝玉 | 雷雲の精霊の厳正が宿った石。 中心に天雷が閃いている。 |
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土の宝玉 | 大地の精霊の憧憬が宿った石。 中心に劇震が荒れ狂っている。 |
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ジュエル |
ウンディーヌ | 精霊ウンディーヌを刻印した海王石。 すべてをのみ込む水流の模様をもつ。 |
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サラマンド | 精霊サラマンドを刻印した炎王石。 高熱の炎がうずまいている模様をもつ。 |
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シルフス | 精霊シルフスを刻印した空王石。 破壊の力をもつ風の模様をもつ。 |
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デクアルプ | 精霊デクアルプを刻印した聖王石。 まばゆい光の模様をもつ。 |
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ノーマ | 精霊ノーマを刻印した陸王石。 ゆれ動く大地の模様をもつ。 |
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マルト | 精霊マルトを刻印した天王石。 はげしい雷雲がうごめいている模様をもつ。 |
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リョスアルプ | 精霊リョスアルプを刻印した闇王意思。 漆黒の闇がうずまく模様をもつ。 |
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レーシー | 精霊レーシーを刻印した氷王石。 時をも凍らせる霊亀が舞っている模様をもつ。 |
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アリエス | アリエスの名を冠した黄宝石。 理想を宿命づける力をもつといわれる。 |
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タウロス | タウロスの名を冠した黄宝石。 陰謀を宿命づける力をもつといわれる。 |
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ジェミニ | ジェミニの名を冠した黄宝石。 暗殺を宿命づける力をもつといわれる。 |
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キャンサー | キャンサーの名を冠した黄宝石。 修復を宿命づける力をもつといわれる。 |
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レオ | レオの名を冠した黄宝石。 野望を宿命づける力をもつといわれる。 |
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ヴァルゴ | ヴァルゴの名を冠した黄宝石。 転生を宿命づける力をもつといわれる。 |
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リーブラ | リーブラの名を冠した黄宝石。 折衝を宿命づける力をもつといわれる。 |
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スコーピオ | スコーピオの名を冠した黄宝石。 現実を宿命づける力をもつといわれる。 |
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サジタリウス | サジタリウスの名を冠した黄宝石。 真実を宿命づける力をもつといわれる。 |
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カプリコーン | カプリコーンの名を冠した黄宝石。 統治を宿命づける力をもつといわれる。 |
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アクエリアス | アクエリアスの名を冠した黄宝石。 再生を宿命づける力をもつといわれる。 |
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パイシーズ | パイシーズの名を冠した黄宝石。 運命を宿命づける力をもつといわれる。 |
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サーペンタリウス | サーペンタリウスの名を冠した黄宝石。 大破壊を宿命づける力をもつといわれる。 |
■浮遊石Cloudstone(FF12),floating rocks(FFT) | |||
浮力を司る魔石。 浮遊大陸プルヴァマが浮遊しているのは、地中に埋蔵された魔石に浮遊石が多く含まれているからといわれる。 突然浮遊大陸が誕生することもあり、古代文明の遺跡である秘境・魔大陸は伝説の大崩壊の衝撃による地中内の浮遊石バランスの変化によるものとイヴァリース中世の学会では統一されている。 伝説の大崩壊前に存在した有翼人は浮遊石を結晶にする技術を持ち、天高い星の海に浮かぶ彼等の城、浮遊城にもこの技術が使われていたが大崩壊で有翼人とともにその技術も失われてしまったという。 モルガン氏の研究ノートなどによると、天より遥か上にあるとされる楽園から降臨する神々の使者は、楽園と地上を行き来するために浮遊石を含み常に浮いている金属アインヘリエルを持っているという。 神に仕える者のひとつであるバブイルもアインヘリエルで体を構成させているため彼等の浮遊石を奪い楽園を至ろうとする者が後を絶たない。 |
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■飛空石Skystone | |||
飛空艇の浮力となる魔石。大気中のミストや地中に含まれる魔石の影響でヤクトと呼ばれる地域では正常に働かない。巨大な飛空戦艦の飛空石は、他の飛空艇にも干渉するという。 前バレンディア暦706年当時、ドラクロア研究所による破魔石の研究により新型飛空石とも呼ばれるヤクト対応型飛空石Skysotone made to jagdが実現された。 |
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■記憶石Memstone(セーブクリスタルSave Crystal) | |||
周囲のミストの動きを記録することで映像や音声を記録する青色に輝くクリスタル。街・フィールドに点在し、セーブを行うと共にHP・MP・状態異常回復も行う。 | |||
■ゲートクリスタルGate Crystal | |||
赤色に輝くクリスタル。セーブや回復の他にテレポストーンを消費してテレポを使えば一度触れたことのあるゲートクリスタル間を瞬間移動できる。時折ミストの干渉によりテレポが使えない。 帝都アルケイディスの政民などではテレポのような俗っぽいものは使わないという。 |
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■ライフクリスタルLife Crystal | |||
HP・MPを回復させる緑色に輝くクリスタル。 | |||
※製品版では登場しないがE3体験版には存在したクリスタル。緑色のクリスタルバグに近づいた時のみこの名称を見ることができる。 | |||
■太陽石Sunstone | |||
太陽の力が満たされた石。明かりや熱源として使うことができる。輝く黒水晶の光を陰石に吸収させることで太陽石を作る。太陽石ができあがる前に草原を離れると吸収させたエネルギーは失われてしまう。 黒水晶はギーザ草原にしかない為草原でしか手に入らず、遊牧民の生きる糧となっており、遊牧民の子供達の仕事となっている。 また黒水晶はいつも輝いているわけではないので、常に太陽石が手に入るわけではない。 |
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■白銀の魔石 | |||
ユトランド地域で存在するジャッジの元であり、強力な魔力を秘める。 ジャッジから取り出すことができると思われ、魔道アカデミーで研究する者もいる。 |
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□天陽の繭The Sun-cryst | |||
すべての破魔石の力の源であり、破壊すれば他の破魔石も力を失う。神授の破魔石はこれを契約の剣によって切り離したものである。 オキューリア族はガリフ族に破魔石を与えたが力への渇望が薄い彼等には扱うことができず取り上げ、次にヒュムのレイスウォールに与えた。 レイスウォール王はオキューリアより授けられた「覇王の剣」でリドルアナ大灯台の天陽の繭から3つの破魔石「夜光の砕片」「黄昏の破片」「暁の断片」を切り取り、この力を使って3つの大陸を平定した。後にこの3つの神授の破魔石は覇王の血統の証となっている。 オキューリアに与えられた契約の剣によって目覚め、シドによって蓄えたミストを幾分放出させられ、バハムートの動力とされる。その後捨て身のゼクトによって破壊される。 |
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□破魔石Netchicite | |||
魔石の一種。放出されたミストを吸収し魔法を無効化すると共に蓄え、力への渇望に感応して高密度に圧縮されたミストを取り出すという特性を持つ。しかし神の力を際限なく使用して世界を破壊してしまわないように、力を求めながら力に執着せずに捨てることのできる精神力を必要としている。闘争心や支配欲に囚われた者が破魔石を扱うと、暴走し蓄積されたミストをすべて解放する。膨大なミストは複合崩壊を起こし、結果大爆発を引き起こしてしまう。 古い文献などに破魔石の記述はあるものの、前バレンディア暦700年代の数世紀前から世へ現れたことはなく、実在しているかどうか定かではなくなっていた為空賊などの間では伝説の魔石と呼ばれている。 オキューリアより授けられた3つの神授の破魔石Deifacted Nethciteのうち「黄昏の破片」はダルマスカ家を興したレイスウォールの次男バナルガン、「夜光の砕片」はナブラディア王家を興した三男ヘイオスに譲られ、「暁の断片」は王墓に封じられその存在は王族にだけ伝えられてきた。 グレイランド事件で登場する破魔石Demoniaは悪魔の血液を封じた赤蛋白石(ブラッドオパール)と説明されているが同じものかは不明。 |
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■夜光の砕片Midlight
Shard ナブラディア王家に伝わる神授の破魔石。 破魔石にどれほどの力があるか実験するためシドがジャッジマスター・ゼクトに命じ、起動させたためナブディスを吹き飛ばす。 |
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■黄昏の破片Dusk Shard ダルマスカ王家の証。これがなければキルティア教総本山・神都ブルオミシェイスの大僧正に王位継承者と認められない。 ラバナスタ王宮宝物庫の女神の像の顔の中に隠されており、バッシュは国王ラミナスに万が一の時にアーシェに渡すよう命じられていた。 前バレンディア暦706年、王宮に忍び込んだヴァンによって盗み出されるが、アーシェ救出のため連行されたリヴァイアサン艦内でギースによって奪われる。 |
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■暁の断片Dawn
Shard レイスウォール王の墓所に封じられていたがアーシェ達によって持ち出される。 ギースがリヴァイアサン艦の動力で魔力を測定しようとしたためその動力を吸収し、リヴァイアサンを爆沈させる。この際長年蓄えたミストを放ち力を失った。 その後アーシェ達によって回収されるがガリフ族の最長老によるとまた使えるようになるのはアーシェの孫子の世代だという。 ヴァンの提案で覇王の剣で破壊されそうになり、覇王の剣を恐れるようなミストの反応を示すが、アーシェは破魔石の力を惜しくなり砕くことができなかった。 その後破魔石の力の源である天陽の繭が破壊された為無力化。 |
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■人造破魔石Manufacted
Nethicite 前バレンディア暦706年当時、アルケイディア帝国では破魔石を人工的に合成する計画が進められており、ドラクロア研究所で試作品もすでに開発されている。 これらの技術はヴェーネスがシドに破魔石の秘密の伝授や夜光の砕片を研究したことで可能にしたもの。 シド曰く神授の破魔石とは違い、完成した人造破魔石は優秀で確実な兵器という。 天陽の繭が破壊された後もその力を失うことはなかった。 |
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□聖晶石Auralith | |||
オキューリアによってレムレースに封じられた悲しみのあまり互いに戦争をはじめたエグルを見かねたフォルサノスが聖石を用いてエグルの心を奪う方法(召喚術)を編み出した。聖石を介する召喚は術者の心を吸い取り、そのエネルギーが聖晶石に集められる。 彼の居城にあったこの浮遊石(聖石)が2つの浮遊石と共鳴して『聖晶石』となりレムレースの核となった。フォルサノスは居城の聖晶石と一体化することで永遠の命を得た。また聖晶石となる前の浮遊石を利用してオキューリアは結界を張っている。 伝承上では神フォルサノスが与え、浮遊大陸レムレースの礎であり、3つの聖晶石の力を使い結界を張ったとされており、レムレースの聖石や浮遊石の源であり全ての聖石・浮遊石は聖晶石から生まれでたものとされている。 ウイネ・クル神殿・ユミル・クルの洞窟・失われし時の城に存在。 ミディアが貯められた心を集める為ウイネ・クル神殿の聖晶石を破壊し、ユミル・クルの洞窟の聖晶石はバルフレアに破壊された為一部心がエグルに返還された。最後の聖晶石はヴァン達に破壊された為エグル族達は心を取り戻すことに。 |
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■浮遊石 浮遊大陸レムレースを支える巨大な浮遊石は通常の浮遊石とは異なり3つの聖晶石が源となっており、レムレースに存在する聖石とは大きさが違うだけで同じもの。 |
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■聖石Auracite 記憶を刻み、心をエネルギーに変える特殊な魔力を持った聖石は召喚に用いるレムレース特有の石。レムレースの礎とされる3つの聖晶石を源としており、レムレースの浮遊石とは大きさが異なるだけで同じもの。 聖石を介することで幻獣を召喚することができる。ただし術者の“心”を吸い取り、そのエネルギーを聖晶石に集めるというフォルサノスによる略奪である為、長い間召喚を使い続けると感情を失い やがて夢や希望を忘れていく。 聖石だけでも召喚は行えるが、聖石の力に限りがあるため多くの幻獣を呼ぶ為には召喚ゲートが利用される。 新しい幻獣と契約するにはライセンスリングを用いて聖石を消費する必要がある。 前バレンディア暦707年、召喚術と共に地上にもたらされた。 ゾディアックストーン(聖石)との関係は不明。 |
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■アストラルパワー 聖晶石のエネルギーが結晶となった石。神への忠誠のあかしでそのエネルギーを使い召喚ゲートで幻獣を強化することができる。 通常強い祈りによって手に入るが、翼のジャッジが聖晶石を破壊した際にも出現した。 |
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■グレバドスの秘宝(FF12ではクレバドスの秘宝) フォルサノスがグレバドス遺跡に自身の子孫の為に残した特殊な3つの聖石。 グレバドスの秘宝は永遠へつながっていると伝承されているが、これは数千年生き、永遠の命を持つフォルサノスへ繋がっているという意味である。 ゾディアックストーンのアリエス・サジタリウス・ジェミニの形状に似ているが関係は不明。アリエスに似たグレバドスの秘宝はバルフレアによって破壊されている。 前バレンディア歴707年、バルフレアがベルベニアで発見したとヴァンに置手紙をしている。 バルフレアがグレバドスの秘宝のせいでイヴァリース中世に飛ばされたのではと語っているが詳細は不明。 |
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※グレバドスの秘宝の設定はFF12RWオリジナルと公言されている。 | |||
□ゾディアックストーンZodiac Stone(聖石holy stone) | |||
神話の時代に創られたといわれるクリスタルで、その表面に黄道十二宮の紋章が刻まれていたことからゾディアックストーン(黄道十二宮の聖石)と呼ばれ、聖なる力が封印されているとされる。 キルティア教において、神が世界を創造した時に12人の使者を遣わしたとあり、聖石は彼等にまつわる物と思われる。実は蛇の姿をした13番目の使者がいるとも言われ、蛇の紋章の入った宝石サーペンタリウスの存在が語られていたが、実際13個目の聖石が存在。 聖石は正しき心を持つ者には聖なる力を与え、聖石を用いた伝説の勇者達はゾディアックブレイブと呼ばれている。その一方でルカヴィ(悪魔の意)に相応しい肉体を探し、その人間の絶望と悲憤からルカヴィを喚び出し契約させることでルカヴィを現世に転生させるという面を持っている。獅子戦争で登場したルカヴィは伝説の悪魔王を除いて全て神々が創り出した異形者である。 国一つを滅ぼすほどの強大な力が秘められているといわれ、ルカヴィ自身は万物の真理を変える程の力が得られると語っている。 聖石はクリスタル(魔石)であるため旧時代の機械の動力となるらしく、飛空艇の残骸や壊れた機械に聖石を近づけるとうなり始めるという。鉄巨人や転送機など特定の機械を動かすには特定の聖石を必要としていた。 |
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聖石 |
ルカヴィ |
備考 |
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アリエス Aries |
魔人ベリアス | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『白羊宮(牡羊座)』を司る聖石。 | |
タウロス Taurus |
DUMA |
伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『金牛宮(牡牛座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 機工都市ゴーグの地下坑道で発見された。 |
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ジェミニ Gemini |
死の天使ザルエラ | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『双子宮(双子座)』を司る聖石。 | |
キャンサー Cancer |
ZEBBEB |
伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『巨蟹宮(きょかいきゅう・蟹座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 ネルベスカ神殿を守る労働7号改に装着されていた。 【効果】 労働7号改・転送機の動力源。 レーゼにかけられた呪いを解き、人間の姿に戻した。 |
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レオ Leo |
統制者ハシュマリム | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『獅子宮(獅子座)』を司る聖石。 【魔法陣】 魔法陣のハシュマリムは双魚宮の紋章を刻まれた盾を持っている。双魚宮の位置に名前が刻まれているのはFFTで召喚獣だったリバイアサンである。詳細は不明。 |
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ヴァルゴ Virgo |
聖天使アルテマ | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『処女宮(乙女座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 アトカーシャ王家に代々伝わる秘宝となっていた。 【効果】 アルテマとアジョラを分離 |
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リーブラ Libra |
SEL |
伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『天秤宮(天秤座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 オルランドゥ家に代々伝わる秘法となっていた |
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スコーピオ Scorpio |
不浄王キュクレイン | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『天蠍宮(てんかつきゅう・蠍座)』を司る聖石。 【五十年戦争末期】 ゼルテニア城で発見された 【効果】 マラークの魂を地上に呼び戻す。「正しき心を持つ者のもとへ戻れ…」という声が聞こえたという |
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サジタリウス Sagittarius |
ロフォカレ | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『人馬宮(射手座)』を司る聖石。 | |
カプリコーン Capricorn |
憤怒の霊帝アドラメレク | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『磨羯宮(まかつきゅう・山羊座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 ミュロンドに伝わる聖なるクリスタルとされる |
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アクエリアス Aquarius |
CHERAUB | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『宝瓶宮(ほうべいきゅう・水瓶座)』を司る聖石。 【獅子戦争】 ゴルランドの炭鉱奥で発見された。 【効果】 労働8号に装着することで起動させることができる |
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パイシーズ Pisces |
リバイアサン | 伝説の秘宝・ゾディアックストーンの一つ。黄道十二宮の『双魚宮(そうぎょきゅう・魚座)』を司る聖石。 | |
サーペンタリウス Serpentarius |
伝説の悪魔王 サーペンタリウス |
13番目のゾディアックストーン。黄道十二宮に新たに加わえられた『蛇遣座』を司る聖石。 | |
□クリスタルCrystal(異世界イヴァリース) | |||
異世界イヴァリースでは世界をつなぎとめるくさびthe
threadとして強大な魔力を持つ結晶体が5つ存在する。一説には宮廷が作った魔力の結晶といわれるが、宮廷はこれを否定している。その魔力はイヴァリース全土に影響し、周囲の動植物がおかしくなり、モンスターの狂暴化などを引き起こしているとされている。 クリスタルは遺跡のような「空間の狭間」a wrinkle in spaceにあり、ひずみseamsが入り口となっている。クリスタルはこの世界のバランスを保つ結晶であり、クリスタルの破壊はイヴァリースを滅ぼし、世界に混乱をもたらすとされているため5体の神獣によって守護されている。この神獣達の名は宮廷でも限られた者しか知らない。神獣の一部はルカヴィと同名であり、クリスタルの形はゾディアックストーンと同じである。 彼らは主であるリィ・グリモアに遣わされており、各種族と共に生まれ、各種族を象徴している。彼らに勝利すると守護していたクリスタルが破壊され、それぞれ祝福する種族がその力を借りることができるようになる。 クリスタルの力の元になっている魔力は人々のなにかを望む心より生み出され、神獣や種族をも作り出した。魔力がクリスタルばかりに集中し、神獣の力が弱くなるといったこともある。 |
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クリスタル |
ひずみ |
神獣 |
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ヴァルゴ Virgo |
ローダ火山 | ン・モゥ族を司る堕天使アルテマ | |
リーブラ Libra |
プリズン | ヴィエラ族を司る審判の霊樹エクセデス | |
カプリコーン Capricorn |
ナルガエ洞穴 | バンガ族を司る憤怒の霊帝アドラメレク | |
アクエリアス Aquarius |
ユレー川 | モーグリ族を司る暗闇の雲ファムフリート | |
パイシーズ Pisces |
デライラ砂丘 | 人間族を司る背徳の神帝マティウス |