□イヴァリース史
 事柄の中には歴代FFを元ネタとしたものがあるが、FF本編との関わりはなくあくまで名前が同じというだけと思われる。
※FFTでは旧時代は788年や988年などと記されているものがあるか前バレンディア暦と同じものか不明。
※前バレンディア暦とFFTの旧時代で使われている暦が同じものとすると獅子戦争は前バレンディア暦1900年代の話になり、伝説の大崩壊が1800年代となる。しかしデナムンダIV世が17代国王であることからイヴァリース国は数百年の歴史はあるものと思われる。とすると畏国は数百年の歴史があり、百数十年前に伝説の大崩壊が起こったとすると古代文明が本当にあったものかどうかというほど忘れ去られるのは疑問。数百年の歴史を持つ畏国なら記録が残っているだろうし、クリスタル(魔石)が機械の動力源であることすら忘れられているのはちょっと不自然。前バレンディア暦はバレンディア大陸で使われる暦で、オーダリア大陸で使われている暦はまた別な可能性がある。その為FFTで使われる年代と前バレンディア暦は一応分けて考える。FFTで用いられる年代は赤字で記載。

※詳しい年代が不明な事柄の配置は適当であるため順番が入れ替わる可能性が高い
※ベイグラもイヴァリースと説明されているので古代キルティア時代もイヴァリース史に入る
■神話の時代【オーダリア大陸バレンディア大陸その他
天地創造の時代
 天地創造の神が存在したとされるが詳細は不明。
イヴァリース創造神話
 数あるイヴァリース創造神話の一つ。
ゾディアックストーン
 黄道十二宮の紋章が入った13個のクリスタルが創られる。
 キルティア教において、神が世界を創造した時に12人の使者を遣わしたとあり、聖石は彼等にまつわる物と思われる。実は13番目の使者がいるとも言われ、蛇の紋章の入った宝石サーペンタリウスの存在が語られている。
オキューリア族
 一種族に過ぎないものの後世の伝承上神と呼ばれるオキューリア族は創生の頃から生きており、前バレンディア暦700年頃まで数万年生きていることが確認されている。
・その他【A2】
 神話の勇者がルペーで怪物を退治した。
神の時代
 前バレンディア暦700年代より数千年の昔、この地を絶対的な力を持って君臨するオキューリア族がおり、地上に存在する万物を支配し意のままに使役していた。
 しかし数千年続いた神々の時代はある日を境に彼等が作った都市にこもり歴史の表舞台から完全に消える。
 支配者を失ったイヴァリースは混乱の時代を向かえ、新たな力の時代へ。

エグル族
 オキューリアに従わなかったエグル族との間で戦争となり、オキューリアはエグル族をレムレースに幽閉した。
千年神戦争
 神々と反逆した闇の異形者達の戦いのことと思われる。
※千年神戦争はカオスの記述から古代ガルテア時代かもしれない。
氷河期
 陸上生物が激減したとされている氷河期。
※具体的な時期は不明ながら神の時代から古代ガルテア時代までのどこかの時期のことと思われる。
■イヴァリースに文明が起こる以前
 魔法の起源といわれる呪術が未知の大陸からイヴァリースに持ち込まれた。オキューリアの遺した言の柱によると人たる種が人ならざる種から得たとされている。
※これが神の時代より完全に後の話かどうかは不明
古代ガルテア時代
 神の時代終焉後からガルテア連邦成立までの数千年間の時代。
 この時期に古代ガルテア人がイヴァリース全土に及ぶ文化圏を形成
 前バレンディア暦700年代より数千年前のラバナスタ周辺で古代ガルテア人が都を建設している
 数千年前エダローア教の経典が書かれた。
 前バレンディア歴700年代において古代や古と呼ばれる時代なので古代ガルテア時代の範疇と仮定
・ライオンハート
 古の英雄王に仕えた騎士たちの剣。
・ガイウスカリグ
 古代王国時代に作られたブーツで王国の兵士が愛用した。
・ミシディア合金
 古代ミシディアの魔法の合金。
古代キルティア時代the ancient Kildean(Kiltia)の始まり
 ノアの方舟より以前に剣と魔法の栄えた世界、古代キルティアと呼ばれた時代があったという…。
※キルティア教の関係から仮にここに配置
 キルティア時代の始まりは古代ガルテア時代の始まりか、予言者キルティア登場時からのどちらかだろうか。どちらにしても古代ガルテア時代のいずれかの時期に始まった可能性が高い。
 FFTAで登場し、古代キルティア時代をうかがい知ることのできるというグラン・グリモアには亜人種の記述が存在すると考えられる為FF12など文明が発達していた時代も含まれているものと思われる。
前バレンディア暦-1300年頃
 予言者キルティアによってオーダリア大陸各地の民族宗教を二元論で体系化、キルティア教成立。
 キルティアの死後、ケオルン大陸にある神都ブルオミシェイスを総本山としてイヴァリース地域全土に広まる。
■太古の昔、まだ大地が今の形を成していなかった時代【オーダリア大陸】
 オーダリア大陸南西ではイヴァリース統一戦争時代(数百年続いたとされる)
 
魔法文化の発展
※古代ガルテア時代以降と考えられるがガルテア連邦時代やキルティア教成立以前かどうかは不明。
前バレンディア暦1年
 レイスウォール王、オキューリアより神授の破魔石と覇王の剣を授かり、バレンディア・オーダリア・ケルオンを平定しガルテア連邦樹立。ガルテア連邦時代the years of the Galtean Allianceが始まる
■前バレンディア暦44年
 レイスウォール王死去。王の死後、ダルマスカ地方を譲り受けた第二王子はダルマスカ家、ナブラディア地方を譲り受けた第三王子ヘイオスはナブラディア家を興す。神授の破魔石は一つは王墓に、残りの二つはナブラディア・ダルマスカ両家に譲られる。
■前バレンディア暦324年
 都市国家アルケイディスが議会制に移行し、国名をアルケイディス共和国に改める
■前バレンディア暦700年代より数世紀前
 モーグリ族の機工師により飛空艇が発明されたとされる。
※オンドール侯爵が空中都市ビュエルバを統治するようになったがのガルテア連邦時代とあることから飛空艇の開発は前バレンディア暦394年以前と推測される。
前バレンディア暦394年
 レイスウォール王直系のガルテア家断絶。ダルマスカ・ナブラディア両家はガルテア連邦解体を宣言し、それぞれ王国の建国。
■前バレンディア暦398年頃【オーダリア大陸】
 大陸中央部にロザリア帝国成立
■前バレンディア暦486年【バレンディア大陸】
 アルケイディス共和国が帝政に移行し、アルケイディア帝国成立
中世紀(1800年代の呼称)と呼ばれる超文明時代At its height【オーダリア大陸】
 超文明時代、最大の国土を誇ったロンカ王朝は天空から世界を支配した。
 王朝に仕えていた宮廷魔術師マトーヤが業魔(人の造りし魔物)を発明し、戦闘時に魔列車を使用して業魔部隊を輸送したという。
 『ダムン物語』でカイムスンハマに目を付け占領したとされるがこれはフィクションであるらしい。
 謎の伝染病にてロンカ中枢は全滅。その後は無人の天空城が漂うだけとなっている。
※FFTで使われる790年辺りをモデルにした小説「ウイユヴェール」の中で登場人物パブロが「マトーヤの洞窟」というタイトルの小説を書いているそれよりは前になると思われる。マトーヤの洞窟とはロンカ王朝のマトーヤがかつて暮らしていた洞窟で後世では遺跡となっている場所である。小説が書かれた時代が不明であるものの、一応790年代はマトーヤが活躍した時代より後世という可能性がある。数多あるイヴァリース創造神話の一つにマトーヤという名の預言者の名が出てくる為断定はできないが。
※空想魔学小説では中世紀に滅んだカイムスンハマのいくつかの神殿に飛空艇発明当時の朽ちた冒険艇がある(実際は主人公メサの祖父であるサテラ・リクセンが用意したものだろう)ことに疑問を持たないのでこの時代に飛空艇が発明された可能性がある。天空城についても恐らくは浮遊石によるものと思われる。あくまでそう仮定すると前バレンディア暦700年代より数世紀前にモーグリの機工師が飛空艇を発明したとあるため、FF12より前と考えられる。ただしオンドール家がビュエルバの領地を与えられたのはガルテア連邦時代でことを考えると飛空艇の発明自体はバレンディア暦394年以前ということになる。
※また前バレンディア暦706年当時、飛空艇の発明やミミック菌の影響で鉄道などは基本的に廃れている為魔列車の話からFF12より前と思われる。また業魔とは魔法生物のボムやバドゥ・ミラーナイト等の可能性もある。
※ロンカ王朝の記述からガルテア連邦内の国とは考えづらいのでガルテア連邦終焉後の時代に配置。ロザリアやアルケイディア帝国成立より後かは不明。
メレンカンプの時代【バレンディア大陸?】
 グレイランド事件の2000年以上前実在した偉大な魔導師メレンカンプが生きていた時代で、まだ日常的に魔法が使われている。
 メレンカンプより前の時代に“魔”を原動力とする機械仕掛けの邪神像ラーヴァナが製造されている。
※FF12とほぼ同時期のFFTA2でグリモアが存在するようなので前バレンディア暦700年代の前に仮に配置。
■前バレンディア暦700年代より数百年前
 ユトランド一帯を治める大公ボドニスが平和を維持する為宮廷の魔道士ラザフォードにジャッジとロウという特殊な魔法を作らせる。
※数百年前以外に情報がないのでこの位置は仮。
■700年代【オーダリア大陸?】
エナビア記【オーダリア大陸?】
 エナビア地方クス城の記録で正史とされる。第8章の第七代領主アルベルト・シーンの三女ルーシア・シーンとカート・グロールの恋物語が判明している。
ウイユヴェール【オーダリア大陸?】
 ルーシア・シーンの物語から数年〜数十年後と思われる788年キュビスト選挙から2年後の革命勃発辺りまでを題材にしたと思われる書物。
※FFTA2でエナビア記・ウイユヴェールは存在している為この前バレンディア暦700年代より前の話となる。
900年代【オーダリア大陸?】
 988年当時、事実か否か議論されていた「ウイユヴェール」がカイィ“カボチャ叩き”モンテストに訳された。
※ウイユヴェールそのものが何時書かれたのか不明の為前バレンディア暦700年代より前かどうかは不明。この配置はあくまで仮。
前バレンディア暦700年代
旧文明時代前バレンディア暦700年近辺
 基本的には剣と魔法の世界で時代背景は16〜18世紀の中世ヨーロッパ、錬金術が科学より発達して世界の法則として広まったというイメージ。
 様々な種族・国家、未開の地が存在。街には数多の亜人種が混生し、言語も多数あり、偏見や様々な価値観がある。人権の保障されていない世界で精神的に未熟な世界。国家間の紛争や異種族間の衝突から常に争い続けている。また現代のように完璧に国境で線引きできない時代。
 文明は発達しているが豊かな自然と共存し、未知の地域や危険な場所もまだまだ多く、移動手段として飛空艇は人々の生活に欠かせないものとなっている。地域間の交流など盛んなようで、空にはいつも多くの商船や貨客船でにぎわっている。
 世界のエネルギー源として浮力や動力などのエネルギー=魔力を生む鉱石の一種・
魔石(クリスタル)が存在。魔法と呼ばれるパワーの根源で魔法文化の起源となっている。普遍的に存在するもので日常生活の中で普通に流通し使用されている。
■ダルマスカ戦役・バハムート戦役イヴァリース地域】(FF12FF12RWFFTA2
 前バレンディア暦704年、ダルマスカ戦役によりナブラディア王国・ダルマスカ王国滅亡。
 前バレンディア暦706年、アルケイディア帝国・ロザリア帝国・解放軍の争いの過程でオキューリア族が歴史への介入手段(天陽の繭・破魔石)を失う。ダルマスカ王国王女とアルケイディア帝国との停戦合意が発表されダルマスカは独立。(バハムート戦役・FF12)
 前バレンディア歴707年、浮遊大陸レムレースにあった聖石・召喚術がイヴァリースにもたらされる。(FF12RW)
 グリモアの力によってイヴァリースにやってきたルッソがクランに参加して活動するのは前バレンディア暦707年以降となる。(FFTA2)

FFTAで主人公達が遊んでいたゲーム「ファイナルファンタジー」はFF12のことである。またFFTAで登場した魔導書グラン・グリモアは、古代キルティア時代を知ることのできる手がかりであり、FF12の一部の種族の記述が存在すると思われる。
※ロンカ王朝のあった中世紀に飛空艇が発明されたなら、前バレンディア暦706年は、それより後の時代ということになる。FF12では飛空艇の発明は数世紀前となっているので。
■旧文明時代・バロン王国【オーダリア大陸】
 迷路のように入り組んだ城下町を盾にして、王家の権力・財力の象徴・国民の圧迫された生活の結果である純クリスタル製クリスタルタワーを王城とする
古代バロン国
 この国では階級を表すのに色が用いられ赤色はその中で最上位の色。国王同様の色が与えられ、真っ赤に塗り潰された飛竜の翼をシンボルとしている無敵師団と呼ばれた戦略飛空艇師団「赤い翼」。飛空艇同士の戦いでは世界最強と謳われ自国に対する侵略行為への大きな抑止力となっている。

※FF12ではバロン王国と思われる国の記述があり、同時期の遠い国と思われる。
聖アジョラの時代(獅子戦争より12世紀前)【オーダリア大陸】
 
空には無数の飛空艇が浮かび、街には機械仕掛けの人間がいたという。
 
聖女アジョラがファーラムを唯一神とする新しい宗教を興し、キルティア教の勢力は衰退していく。
※クランレポートの記述とアルティマニアΩよりFF12の数十年後ということでこの位置に。クレバドスの名がFF12で出ておりFF12RWではグレバドス遺跡・グレバドスの秘宝が出てきている。RWのアルティマニアではベルベニア地方のグレバドス氏族に由来するものとなっている。しかしRWで出てくるグレバドスの秘法はRWオリジナルの設定と説明されているのでどう解釈すべきか不明。またFF12アルティマニアでゴーグがオーダリア大陸南西に位置することからFF12RWで出てくるベルベニア地方が大陸の東部にある為FFTのゴーグとベルベニアの位置から矛盾しているように思える。
※FF12の時点で鉄巨人は伝説の存在となっている為機械仕掛けの人間は鉄巨人とは考えにくい。機械仕掛けの鎧ウォーカーなどを指すのだろうか。
■前バレンディア暦での年代が不明な事柄
■年代そのものが記されていない事柄
1800年代に「古」と呼ばれる時代【オーダリア大陸?】
 古の魔法国家ポセイダムが海神にポセイドンという名前をつける
※ポセイダムは1800年代に古の国家とされるているだけで年代を特定できる材料がない。
獅子戦争当時に「古」と呼ばれる時代【オーダリア大陸?】
 古の魔道都市サロニアでは、様々な技術を後世に伝承するため、宝玉に封印する実験が繰り返された。それらはマテリアと呼ばれ、所持者の技術を高めたと云う。赤・青・白・黒のマテリアが確認されている。
※サロニアは獅子戦争当時に古の都市とされるているだけで年代を特定できる材料がない。
※1800年代に古の魔道都市サロニアの宝玉・マテリアに関連していると思われるマテリア屋なるものがあるが詳細は不明。
キャメロットの伝説【バレンディア大陸?】
 古代キルティア時代の伝説なのかどうかは不明だが、この伝説に登場する王や騎士達の名前がつけられた秘石が古代キルティア時代に作られている。
1800年代【オーダリア大陸】
空想魔学小説
 1822年段階の大陸において最大の領土を持ち、パラメキア戦略飛空艇全12師団を誇る軍事国家パラメキア帝国。帝都はパンデモニウム。
 戦略飛空艇第8師団長はメサ・リクセンだったが、リッツァー・ハイマンといった者達と共に帝国を離れ、
飛空艇グローリア号で旅をしている。帝国は彼らを反逆の罪で追っており、戦略飛空艇第3師団長で最も冷酷非道な男キンブレス・コアリーズが追跡していたが、メサとの戦闘で敗北。
 その後祖父サテラ・リクセンの莫大な黄金を手にしたメサは、伝説の大崩壊から人類を救ったとされている。
 当時は魔学が全盛となっており、かつて信じられていた超神創造説は夢物語とされている。

※空想魔学小説の著者は冒険家メサであり、英雄王メサが大崩壊から人類を救ったという伝説はイヴァリース上のフィクションである可能性がある。獅子戦争当時、英雄王メサの物語はおとぎ話とも言われており真偽は不明。ただイヴァリース上で実在したパラメキア帝国のあった時代を題材にしているため、恐らく1800年代に帝国が存在したものと思われる。
※魔学が全盛となる以前は超神創造説が信じられていたという。
 この時代より以前であるFF12で語られている伝承上の神はオキューリアを指す場合が多かったようだ。しかしオキューリアは一種族に過ぎず、オキューリア自身が彼等の王を神気取りと語っている為実際彼等は神ではないと思われる。
 超神創造説とはオキューリアを超える者、FF12でいうところの天地創造の神についての説なのではなかろうか。
伝説の大崩壊
 詳細不明でその被害のみが語られている。獅子戦争当時、英雄王メサの物語と共におとぎ話とも言われるが、魔大陸ができあがった原因が大崩壊による衝撃と学会で統一されていることから何かがあったのは確かである。
・カシュカ王朝
【オーダリア大陸】
 首都をエウレカとして栄華を誇ったが伝説の大崩壊によって王家の莫大な遺産とともに壊滅した。
・試練の城
【オーダリア大陸】
 大崩壊によってバロン王国の王立兵士訓練学校が失われた。
・失われた
有翼人Winged men【イヴァリース】
 有翼人は地中にある浮遊石を結晶にする技術を持っており、天高い星の海に浮かぶ彼等の城、浮遊城にもこの技術が使われていた。しかし大崩壊で有翼人とともにその技術も失われた。エグル族がかつて浮遊石の強大なエネルギーから技術を発展させ神の時代に飛空艇まで完成させていたことからこの有翼人はエグル族にあたると思われる。
・バブイルの塔
【オーダリア大陸】
 地底の奥深くから天空にまで伸びていると云われる伝説の塔。「巨人の塔」とまで呼ばれるこの塔は、伝説の大崩壊にも朽ち果てることなく、旧文明を伝える貴重な遺跡となった。
・魔大陸
【オーダリア大陸】
 大崩壊の衝撃による地中内の浮遊石バランスの変化によってできたとされる空中大陸。
伝説の大崩壊後?
ナナイ人生白書【オーダリア大陸?】
 30年前前国王によって国営賭博場「チョコボレース場」が創設されたとされている。この書物の中で久しぶりに故郷に戻ってきたメサが空想魔学小説の売上を気にしていたので、この国はメサの故郷バルチアン国だろうか。
 また白髪の紳士ダンディによると昔、彼が戦術飛空艇の機関士をしていた頃大戦があったという。
■文明の衰退
 高度な文明は時代の流れと共に失われた。伝説の大崩壊が大きく関係しているように思えるが原因については不明。
失われた文明関連
機工技術
 飛空艇をはじめ多くの技術は失われたが『銃』など一部の技術は機工士達によって復元される。
・機工都市ゴーグの地下に埋もれた機械【
FFT
 壊れて動かないはずの機械が聖石を近づけるとうなり始める。
魔石(クリスタル)
 クリスタル自体は存在するようだが世界のエネルギー源として利用されなくなり、魔石を動力としていた飛空艇などの機工技術は失われる。
イヴァリース中世
■聖アジョラの時代より約12世紀後
(前バレンディア暦でいえば1900年代ぐらいと思われる)
【オーダリア大陸】
五十年戦争
獅子戦争(ファイナルファンタジータクティクス)
 ヒュム以外の種族は一部を除いて登場せず、ヒュム社会に亜人種は存在しない。本当は亜人種を出したかったが制作進行上の理由で没になったと説明されている。
 スウィージの森に暮らしていたというモーグリは絶滅したとされるがモーグリ族かどうかは不明。
 山奥でひっそり暮らす“森の民”の弓術が弓使い達によって受け継がれたとされているが、ヴィエラ族だろうか。
 12世紀前の聖アジョラの時代には飛空艇や機械仕掛けの人間がいたと伝わっているものの本当にそんな技術があったかどうかは不明となっている。しかし畏国の機工都市ゴーグの地下に“失われた文明”が遺されており、古代文明の復興をめざす技術者・機工士が存在する。
 畏国中世でもクリスタル(魔石)は存在するが、クリスタルがかつて機械の動力源となっていたことは忘れられているものと思われる。
アラズラムの時代(獅子戦争より400年後)【イヴァリース地域】
 獅子戦争はイヴァリースの中世史となっており、イヴァリースに暮らす者は誰もが知る英雄譚とされている。
 長年教会によって隠匿されていたデュライ白書が公開され、その解釈をめぐってアラズラムとグレバドス教会ミュロンド派と激しい対立があったという。アラズラムのフルネームはアラズラム・J・デュライであることから、オーラン・デュライの子孫である可能性が高い。彼の言葉や執筆した『ブレイブストーリー』は
古代キルティア時代終焉後のグレイランド事件当時にも伝わっている。
■その他古代キルティア時代関連【バレンディア大陸】
 軍師リノミ
 古代キルティアの魔術士がウィザードタイプを愛用した。
 ワイズマンタイプを愛用した13賢者ancient Kildean sages
 旧時代の魔道士が作り出したといわれる試験薬、魔道士の秘薬。
 ルーンピアスには古代キルティアの神聖文字と呼ばれるものが刻まれている。
■大洪水
 偉大な魔法文化は大洪水によって滅んだとされ、古代キルティア時代はこれによって終焉したものと思われる。詳細は不明だがノアの方舟もこの大洪水に関係しているものと思われる。
 大洪水後、“グラン・グリモア”が古代キルティア時代をうかがい知る手がかりとなっている。
※FF12のストーリー紹介でもいずれ魔法が当たり前の存在ではなくなる時代がおとずれることが匂わされている。
古代キルティア時代終焉後
聖者ヨクス生誕【バレンディア大陸】
 古代キルティア時代終焉後に誕生し、後のバレンディア王国となる周辺でヨクス教を広め、またオロゴロの七賢者に賢者の霊薬を授けたられたという聖ヨクス。神の偉大さと奇跡の尊さの教えに説得力を持たせるため、古の時代に日常使われていた“魔”を邪悪な力とし、それを浸透させたメレンカンプを邪悪な存在としたと思われる。その一環としてメレンカンプの意志を継いだ者達が用いる“血塗れの罪”の逆位置聖印ホーリーウィンをヨクス教のシンボルとし、“血塗れの罪”を異端者の証とした。異端審問が行われていた時代には異端者と見なされた者に“血塗れの罪”の刺青を刻んだという。
グレイランド事件(ベイグラントストーリー)【バレンディア大陸】
 メレンカンプの時代の2000年以上後、バレンティア王国で起きたグレイランド事件当時、魔法はごく一部の人間しかその存在を認識していない。古代の人々にしばしば目撃されたとされる魔物や竜と同じく伝説上の存在とされている。
 またアラズラムの執筆した『
ブレイブストーリー』や彼の言葉が当時の王国に伝わっているものと思われる。

St.イヴァリース一変(ファイナルファンタジータクティクスアドバンス)
 グレイランド事件の後世と考えられるSt.イヴァリースでは、自動車やテレビ・テレビゲームなどが存在し、人々の生活も現代とほとんど変わらない。古代キルティア時代終焉後は科学が発達していったと考えられる。ただ魔法が存在した時代のことを伝えるグラン・グリモアはまだ存在している。
 この事件当時、発売されているゲーム「ファイナルファンタジー」は
FF12のことであり、またFFと呼ばれる魔導書グラン・グリモアにはFF12の一部の種族の記述が存在すると思われる。しかし二つのFFの関係は不明。
●リィ・グリモアLi-grim
 St.イヴァリースで発見されたグラン・グリモアが造り出した異世界イヴァリースですべての望みを集め、すべての望みをあらわす存在。望みにこたえて世界を築く夢見る者の守護者・母神。異世界と現実世界にくさびをうつ。
 魔法の力によって形作られた美しくうつろにかがやく意思の塊。世界の根源にある力を操り、何かを望む心より生み出される魔法を行使する。

ルッソ、イヴァリースへ(ファイナルファンタジータクティクスアドバンス2)
 ルッソが学校の図書館で発見した本に名前を書き込み、イヴァリースのユトランド地方に飛ばされる。
 ミュートが成長していることやルッソの制服が前作のミュート達の制服と同じであることから、St.イヴァリースの数年〜十数年後の学校で起きたことと思われる。その為古代キルティア時代終焉後となることからルッソは過去に飛ばされたことになると思われる。

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