□チョコボChocobo
 大型の鳥。チョコボは数種類存在し、ほとんどの種類は翼が退化していて飛ぶことができない。走力が発達しているため乗用として飼育される。馬ほど速力はないが人間を背中に乗せた場合で時速35km程度に走るため、移動手段として軍馬にかわる役割を果たすことが多い。
 平地の移動に適してはいるが山間など起伏の多い地形や砂漠の移動には不向きとされる。飼い慣らされたチョコボより野生のほうが強く、
ギサールの野菜が好物で食べると有頂天になるという。
 前バレンディア暦706年当時には各地に野生のチョコボが存在していたが、イヴァリース中世獅子戦争当時では野生のチョコボは珍しい存在となっている。

 その臭いをチョコボ臭
chocobo odors,the stink of chocobo,chocobo fetorなどと表現し長年利用者から問題視されていたが、前バレンディア暦700年頃新鮮なギサールの野菜を幼鳥時からあたえることで体臭を約8割軽減できる方法が発見された。
 鳴き声はクェ〜Wark(FFT)Kweh(FF12)。
 前バレンディア暦700年代当時、この時代では既に人々の生活とは切っても切れない重要な存在となっており、軍事用から一般の乗り物まで利用されている。
 黄色いチョコボが最も一般的であるが、他にも数種類の野生種が確認されており、他色のものは総じて凶暴で怒りやすい性格をもつ。飼いならされたチョコボでも怒ると我を忘れて暴れ回るため、調教には充分な知識と時間が必要とされる。騎乗用までの育成期間は2年から3年を要する。好奇心が旺盛でトラブルも多いが、愛着をもたれ人気が高い。当時、長年問題視されていたチョコボ臭さの軽減方法が判明した。
 一定時間チョコボを借りるチョコボ屋が商売として存在。また各地で見かける野生の野良チョコボ「はぐれたチョコボWayward Chocobo」を好物であるギサールの野菜で手なづけることで一定時間騎乗することができる。どちらも時間が過ぎる強制的に降ろされ、元いた場所に戻っていく。
 主人公達以外にはレンタルの延滞による追加料金が発生している場合もある。回数制限はあるが高速移動(ターボ)が可能。騎乗時は敵に襲われることはない。
 血統書付の式典用チョコボになると数万ギルもするという。ツィッタ産などが有名。
 数は少ないが世界中にチョコボでしか通れない道が何箇所かある。チョコボの足跡が目印となっている。
 この時代からレース自体は存在し、チョコボを育てるチョコボ牧場などが存在する。
 旧時代にはデブチョコボに大量の火薬を飲ませ、射出するキャノン砲「チョコボキャノン」Chocobo Cannonが開発されたが、狙いがあいまいになることが多く、実用されなかった。
 1800年代、チョコボレースの人気が高く、高収入が見込めたため、国王の提唱で各地に点在していた『草チョコボレース』をまとめ国唯一の公認賭博場としてチョコボレース場が作られた。
 毎週末には各地の牧場から持ち寄られたチョコボのレースが行われ、レースに勝利したチョコボの持ち主に莫大な賞金が支払われる。チョコボレースの人気の上昇と共に賭け金も増大し、大きなレースの日には小国の国家予算レベルのギルが動く。そのことから人々はレース場の事を金の動く聖域『
ゴールデンパレス』と呼ぶようになる。
 獅子戦争当時、戦歴の浅い見習い戦士達の軍馬に代わる役割を果たすことが多い。また野生のチョコボは珍しく、秘境となっているチョコボの森などでしかいない。
 その毛糸が利用されていたものと思われ、チョコボ毛糸屋なるものがある。
 チョコボまんじゅうがパルサンバ商会の主力商品になるなどチョコボ自体に人気があるものと思われる。
 異世界イヴァリースではジャッジ達が騎乗している動物。赤チョコボなどの種類も存在。
 チョコボ牧場などがあり、手入れが大変な皮をとる季節(才人の月)があり、牧場がクランに手伝いを依頼する。その皮をなめして防具(チョコボシールド)の材料にしたり、ガルミアガレアなどの服に用いられる。
 チョコボの卵はひとかかえほどあり、高蛋白質、高コレステロール。産卵時期には牧場がクランに手伝いを依頼する。
 
チョコボ亭ロロアンナが作ったチョコボの形をしたチョコボパンが子供達に大人気。
 チョコボ屋も存在している。
 また異世界でチョコボは召喚獣としても登場する。
種類
チョコボChocobo(黄チョコボ)
 
走力が発達していて乗用として飼育される。
 バレンディア暦700年代ユトランドのチョコボは固有能力「チョコケアル」が使えるせいか、体調管理がしやすくレース用向き。
■チョコボリーダーBull Chocobo
 大砂海の環境のあわせて体が変化したチョコボでレアモンスターとなっている。
■デブチョコボfat chocobo
 かつてデブチョコボに大量の火薬を飲ませ、射出するチョコボキャノンが試作された。獅子戦争当時には生存しているかどうか不明。
■黒チョコボBlack Chocobo
 
走力は高く乗用として飼われる。チョコボ類で唯一飛ぶことが確認されている種。
 自分の背中に誰かが乗るのを嫌がる。
 バレンディア暦700年代ユトランドの黒チョコボは「チョコボール」を固有能力としている。
赤チョコボRed Chocobo
 翼が退化していて飛べない。
 前バレンディア暦700年代ではチョコメットを固有能力としており、ユトランドの赤チョコボは「チョコメテオ」が固有能力となっている。チョコボ乗りの憧れだがかなりの高額。クシリ砂漠などに棲息。
 イヴァリース中世では乗用チョコボとして最上の種とされている。
 異世界イヴァリースではゴトランゾ熱砂に多くいる。
■茶チョコボBrown Chocobo
 前バレンディア暦700年代当時存在する茶色のチョコボ。東ダルマスカ砂漠やアルダナ山に棲息。
 ユトランドの茶チョコボはかなり攻撃的だが固有能力が「チョコガード」で身を守る技となっている。またニオイが独特。
■緑チョコボGreen Chocobo
 前バレンディア暦700年代当時存在する緑色のチョコボ。サリカ樹林やゼドリーの森に棲息。またこの時代ユトランドでは「チョコエスナ」は緑チョコボ特有の能力。
■ハイカラチョコボfashionable chocobo
 イヴァリース中世、保護指定下にあるチョコボ。秘密結社会社による密売が問題となる。
■白チョコボWhite Chocobo
 純白の身体を持つチョコボ。普段は寒冷な山岳地帯に生息し単体での行動を好むが、仲間意識が非常に強いため、仲間がピンチになると何処からともなく助けに現れる。
 前バレンディア暦700年代当時、白チョコボの中でトリックスターは伝説のチョコボと呼ばれており、パラミナ大峡谷に現れ討伐対象となった。各クランハンター達が我先にと討伐に向かったという。
 同年代のユトランドはで「チョコヒール」を固有能力としている。
 異世界イヴァリースではFeather Badgeと呼ばれる白チョコボの羽のバッジが存在。
※松野氏はFF12オープニングで飛んでいる白い鳥は白チョコボと言ってたとか。飛行能力があったのだろうか?
軍チョコボWar chocobo
 異世界イヴァリースで名前だけでてくるが詳細は不明。ペイトレールが用いられるという。軍用チョコボのことだろう?
■特殊能力
・チョコアタックChoco Attack
 大きなクチバシでつついて攻撃する。
チョコボールChoco Ball
 隠し持った玉を放って攻撃する。
・チョコケアルChoco Cure
 羽ばたきで生命力を活性化しHPを回復する。
・チョコエスナChoco Esuna
 浄化の羽ばたきでステータス異常を回復する。
・チョコメテオChoco Meteor・チョコメット
 小さな隕石を落として攻撃する。
・チョコバリア
 ふしぎなはばたきでバリアを発生させ、「プロテス」「シェル」にする。
・チョコガード
 活力をみなぎらせて「リジェネ」にし、さらに武器・魔法ぼうぎょをアップさせる。
・チョコヒール
 羽をはばたかせて精神を刺激し、MPを回復させる。
・回し蹴り
・体当たり
・猪突猛進
チョコボ料理
 獅子戦争当時にはチョコボの手羽刺Chocobo shishkebabsおろしチョコボのピリ辛焼きRoasted Chocoboなどの料理が存在し、チョコボ料理の店などがある。
 異世界イヴァリースではチョコボの卵とギサールの野菜を使ったチョコボグラタンChoco Gratinという料理がある。とてもいい匂いがするグラタンで
チョコボもつられてやって来るとか。
チョコボ車Chocobo-led Wagon,Chocobo Cart
 馬の代わりにチョコボに牽かせた馬車をチョコボ車というと思われ、前バレンディア暦706年当時には既に存在。獅子戦争当時には機工化して自動チョコボ車Chocobo Carなど開発する機工職人が出てくる。
■その他
 チョコボの羽根はナイフほどの大きさで見た目にくらべて丈夫なため防具にも加工される。

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