□イヴァリース地域 |
バレンディア・オーダリア・ケルオンの三大陸により構成されるイヴァリース。豊かな自然と季候に恵まれており、各地域の気候帯は大気中のミスト濃度と密接な関係がある。 イヴァリース地域は世界の一部でしかなく、イヴァリース作品はイヴァリース地域の一部が舞台と考えられる。 大まかな歴史についてはイヴァリース史参照。 |
□オーダリア大陸the Ordalia Continent |
イヴァリース地域の西側に位置する大陸。西部から中央部にかけて肥沃な平野が広がり、東部は砂漠が大半を占める乾燥気候となっている。大陸の東部に位置するガルテア半島はバレンディア大陸とケルオン大陸の双方につながる交通の要所で、多くの国で支配権が争われてきた。 |
大陸の南西にゴーグが存在するという設定からイヴァリース統一戦争や聖アジョラが主に活動していた地域、イヴァリース中世の五十年戦争・獅子戦争(ファイナルファンタジータクティクス)の舞台は大陸南西と思われる。 大陸東部のガルテア半島を中心としたエリアがファイナルファンタジーXIIの舞台となっている。 |
□バレンディア大陸the Valendia Continent |
イヴァリースの北方に位置する大陸。 一般に気候は温暖湿潤で穏やかで過ごしやすく他の2大陸に比べるとミストが非常に安定している。 内ナルドア海から内陸に広がる丘陵地帯はイヴァリース有数の穀倉地帯であり、街や村落が多く造られている。 大陸南東部は気流が不安定で陸路で行く者も多い。 |
ファイナルファンタジーXIIの舞台の一部であり、当時はアルケイディア帝国が大部分を支配していた。 |
□ケルオン大陸The Continent of Kerwon |
オーダリア大陸の南東に位置する大陸。大陸の7割が森林におおわれている。地域による気候の差が激しく未開の土地も多い。またヤクトも多い。 |
ファイナルファンタジーXIIの舞台の一部であるが、ヤクトの地域が多いため一部を除いて国家の支配が及んでいない。 神の時代、イヴァリースを支配していたオキューリア族が建設した古代都市ギルヴェガンや、古代ガルテア時代に成立したキルティア教の総本山ブルオミシェイスが存在する。 |
□空中大陸The Sky Continent,The Floating Lands(プルヴァマPurvama) |
上空に浮かぶ大陸のことをプルヴァマと呼ぶ。プルヴァマが浮遊しているのは、地中に埋蔵された魔石に浮遊石が多く含まれているからといわれる。 ナルドア海上空に存在するプルヴァマには大小いくつかの浮遊大陸があるが、これらがいつ、どのようにして生まれたのかは謎に包まれている。 浮遊する場所によって多少異なるものの、気候は概ね熱帯である。生い茂る原始林のジャングルには珍しい動植物も数多く見られる。 浮遊大陸は魔石を多く含んでおり、飛空艇が一般的な移動手段となってからは魔石の採掘を目的に移住が行われた。 ドルストニス大陸The Sky Continent of Dorstonis、のビュエルバ は浮遊大陸の中でもっとも大きく他の空中集落の管理も行っている。 その他神都ブルオミシェイス周辺に浮かぶ島々は大昔に空中大陸が崩れ落ちた名残とされ、今でもかすかな力を放ち飛空艇の浮力を奪うという。 畏国中世では古代文明の遺跡である秘境・魔大陸は伝説の大崩壊の衝撃による地中内の浮遊石バランスの変化によるものとイヴァリース中世の学会では統一されている。 |
□ヤクトJagd |
大気中のミストや地中に含まれる魔石の影響により、ミストが不安定で飛空石が正常に働かない場所をヤクトと呼ぶ。以前はヤクトでなかった土地が環境変化などで突然ヤクト化するケースもある。 飛空艇が侵入できないために大国がヤクトを支配統治することはない。その結果、大半のヤクトは無法地帯と化している。 しかし前バレンディア暦706年、ドラクロア研究所でヤクト対応型飛空石が開発されている。 |