Final Fantasy Tactics

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開発・販売元:
発売日:
価格:

ファイナルファンタジータクティクス
SRPG
PS
スクウェア
1997年6月20日
6800円

イラスト 公式サイト

士は剣を手に取り胸に一つの石を抱く
消えゆく記憶をその剣に刻み
鍛えた技をその石に託す
物語は剣より語られ石に継がれる
今、その物語を語ろう…


The "Zodiac Brave Story"


歴史上あらゆる時代、あらゆる場所で繰り返されてき
た争いの数々。その中で語り継がれる幾多の英雄たち。
しかし、きらびやかに後世に伝えられるそれらの物語の
裏に、密かに埋もれてしまった真実を忘れてはならない。
時の流れと共に人々の思惑の中で風化し、忘れ去られ
てしまった物語を……。

 時は遥かなる昔、ここイヴァリースと呼ばれる地に沸き
起こった戦乱。隣国オルダリーアとの領土を巡る、50年の
長きに渡るこの争いは、表向きには和平と言う話し合い
の形をもって終結した。しかし、イヴァリースの事実上の
敗北は誰の目にも明らかであり、国内情勢は徐々に荒廃
してゆく。敗戦による人々の疲弊と物資の消耗……
固き約束によってイヴァリースを繁栄に導いてきた六大統
治領の領主たち。彼らの微妙な勢力バランスが崩れてき
たのは、まさにこうした時期であった。50年戦争終結より
1年後。イヴァリース王女オヴェリア誘拐事件が発生。こ
れを機に、六大統治領のガリオンヌ(統治者ラーグ公)と
ゼルテニア(統治者ゴルターナ公)の武力衝突が起こる。
白獅子と黒獅子を紋章とする両国の争いは、獅子戦争と
呼ばれた。獅子戦争の背景にあったのは、急死した国
王の継承問題であった。ラーグ公はイヴァリース王妃の
実兄、かたやゴルターナ公は亡き国王の従弟。やがてイヴァ
リース全土に飛び火した獅子戦争を平定したのは、史
実によれば若き英雄ディリ―タとある。そしてここに登場
するもうひとりの若者ラムザ。彼の名前はいかなる史実に
も見ることはできない。英雄ディリ―タの華麗な物語の裏
で、歴史の闇部を駆け抜けた青年ラムザは、果たして
何を見たのだろうか……。


太陽と聖印に護られた双頭の獅子が
治める国・イヴァリース…
“五十年戦争”の敗北より1年後
前王の病死により
即位することになった王子はわずか2歳
その後見人が事実上の王といえる
後見人は王妃の実兄・ラーグ公が
有力視されていたが
王妃の支配を恐れた議会がラーグ公を排斥
前王の従弟にあたるゴルターナ公を
摂政に任命し、後見人とした
ゴルターナ公とラーグ公はどちらも
先の“五十年戦争”において
多くの武功を挙げた将軍同士
ゴルターナ公には王家に仕える
有力貴族の大半が味方したが
“五十年戦争”によって没落した貴族や
職を失った騎士らはこぞってラーグ公を味方した
黒獅子を紋章とするゴルターナ公と
白獅子を紋章とするラーグ公
後に“獅子戦争”と呼ばれる
戦乱の始まりである…


私はイヴァリースの中世史を研究している
アラズラムと申す者…
貴君は“獅子戦争”をご存じかな?
かつて、
イヴァリースを二分して争われた後継者戦争は
一人の無名の若者、ディリ―タという名の
若き英雄の登場によって
幕を閉じたとされている…
ここで暮らす者ならば
誰もが知っている英雄譚だ
しかし、我々は知っている
目に見えるものだけが“真実”ではないことを
ここに一人の若者がいる
当時、騎士たちの棟梁として名高い
名門ベオルブ家の末弟だ
彼が歴史の表舞台で活躍したという記録はない…
しかし、昨年公開された
(長年、教会の手によって隠匿されていた)
“デュライ白書”によれば
この名も無き若者こそが真の英雄だという…
いやいや、教会によれば
この若者は神を冒涜し
国家の秩序を乱した元凶そのものだとか…
どちらが“真実”なのか?
さあ、私と共に
“真実”を探求する旅へ出かけよう


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