■イヴァリース統一戦争時代
 遥か昔(古代ガルテア時代と推測)、オーダリア大陸南西部はゼルテニア、フォボハム、ライオネル、ランベリー、ルザリア、ガリオンヌ、ミュロンドの7つの小国に分かれており、それぞれ自国の版図を広げようといつ終わるともしれない争いを続けていた…。
 数百年続いた争いの中、ミュロンドに一人の野心溢れる若き王が誕生した。若き王は大陸全土を手中に収めるべく大軍を率いて戦ったが勝利への道は険しく厳しかった。そこで、王は古文書より解読した秘法を用いて魔界より魔神を召喚し、その力を利用しようとした。しかし、地上に降臨した魔神は王を殺すと世界を滅ぼそうとした…。
 次々と悪魔を召喚する魔神に対抗すべく集められた十二人の勇者達はまたたくまに悪魔たちを倒すとついに魔神を魔界へ戻すことに成功した。
 このとき、彼らは一人ずつ黄道十二宮の紋章を刻まれたクリスタル“ゾディアックストーン”を身につけていたことから、人々は黄道十二宮の勇者、“ゾディアックブレイブ”と呼ぶようになった。

 神話の時代に創られたといわれる“ゾディアックストーン(黄道十二宮の聖石)”には聖なる力が封印されているとされ、この石を用いた伝説の勇者達(ゾディアックブレイブ)は数々の奇跡を行ったといわれる。その後も時代を超えて人間が争いに巻き込まれる都度勇者たちが現れ世界を救ったとされている。
※ラムザが語るゾディアックブレイブの伝説では、勇者は魔神に対抗すべく十二人の使徒とともに世界に散らばったゾディアックストーンを集め、ゾディアックブレイブを復活させたとなっている。ゾディアックブレイブはミュロンド王の魔神召喚以前に存在したような言い回しになっており、魔神と戦ったのは勇者と十二人の使徒の十三人(以上)になっている。
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