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□Tactics Ogre Reborn Episode VII Let Us Cling Together |
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□商品情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(C)1995, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■製品情報 |
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・通常版(パッケージ)・スタンダードエディション(DL) 5,480円(税込) ・デジタルプレミアムエディション 8,780円(税込み) ・タクティクスオウガリボーン スタンダードエディション ・タクティクスオウガリボーン オリジナルサウンドトラック 予約特典として1995年に発売されたオリジナル版「タクティクスオウガ」音源から10曲セレクトしたデジタルミニサウンドトラック。 |
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・タクティクスオウガコレクターズエディション 2,2000円(税込) e-STORE限定パッケージ版 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・タクティクスオウガリボーン セレクトアルバム 生演奏で再レコーディングされたゲーム実装楽曲15曲収録ミニサウンドトラックCD 加藤氏が選曲しており、新曲Victoryも入っている。 |
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・タクティクスオウガ リボーン オフィシャル スクリプトブック 全章のシナリオを収録した3巻組スクリプトブック 豪華なケース入りで合計920ページ予定 ・アート オブ タクティクスオウガ リボーン 吉田明彦氏・政尾翼氏のイメージイラストなどを収録した公式画集 ・タロットカード・収納用ポーチ・マット三点セット これらを特製のボックスに収納 10月20日現在 PS5/4・SWITCH版品切れ中 |
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・店舗別購入特典 ・スクウェア・エニックス e-STORE限定 抽選で500名に「ガラスのカボチャ」(TOR版) ※今後のマーケティング施策にて他のプレゼントキャンペーンでも配布される可能性有 |
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・Amazon.co.jp限定 オリジナルクリアファイル 数量限定 |
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・タクティクスオウガリボーン オフィシャルスクリプトブック 4,070円(税込) 全章のシナリオを収録した3巻組スクリプトブック 豪華なケース入りで合計920ページ予定。 (コレクターズエディション収録のオフィシャルスクリプトブックの単品販売) スクリプトブックについて補足(8月5日) |
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・Tactics Ogre:Reborn Original Soundtrack 11月30日発売予定 生演奏で再レコーディングされたゲーム実装楽曲74曲収録予定 価格 \4,180(税込) CD4枚組 ※Amazon早期購入特典「メガジャケ(オリジナルデザイン)」 |
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□関連リンク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト 海外版公式サイト @TacticsOgre_PR LINEスタンプ第1弾 第2弾 #タクティクスオウガはいいぞCP TOリボーン サントラ |
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@YasumiMatsuno ゲームシステム補足まとめ キャラクター紹介まとめ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファミ通.com GAME Watch GameSpark 4Gamer.net 電撃オンライン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TOリボーン生配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公式サイト プレイガイド | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
English page OWB | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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□オウガバトルシリーズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オウガバトルサーガは全8章からなる叙事詩。
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(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. (C)Nintendo (C)SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED |
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※ニンテンドー3DSシリーズ及びWii Uの「ニンテンドーeショップ」は2022年8月30日の残高の追加終了、2023年3月28日ソフト(DL版)・追加コンテンツ・利用券・ゲーム内アイテムの購入終了。そのため、8月30日以降は「伝説のオウガバトル」「タクティクスオウガ」「オウガバトル64」を新しくプレイするのが難しくなる。伝説のオウガバトル外伝・タクティクスオウガ外伝・タクティクスオウガ運命の輪は中古以外で新規でプレイするのが難しい状態となっている。シリーズのPCや現行機での配信が望まれる。 |
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□概要 |
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「タクティクスオウガ 運命の輪」をベースにグラフィック・サウンドのパワーアップ。ゲームデザインに踏み込んだ新たなタクティクスオウガ。 運命の輪であったチャリオット・ワールドシステムも健在。 運命の輪ベースに単なるリマスター版ではない、バトルデザインをリメイクした新生タクティクスオウガということでリボーンと命名。 より快適に、そしてより現代のゲームとしてをコンセプトに改良 |
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加藤氏は運命の輪発売時にプレイヤーの意見を踏まえつつ、いつかのタイミングでTOの開発に改めて携わりたいという強い思いがあった。 FF12ゾディアックエイジの開発が転機となり、オリジナル版FF12からの映像表現向上、新規音声収録を含めたサウンド表現力向上、バトルデザイン改良、プレイアビリティの向上を経てこのノウハウを活かすことで新たなTOを生み出せるのではという考えに至り開発を始めた。 松野氏が合流した時点でいくつかの政策方針が決まっており、運命の輪をベースにしつつ新たなVFXやマップ、キャラクター、シナリオなどの追加はしないという前提が片野氏・加藤氏か提示。主に予算的な都合による制限ではあるが、運命の輪であらゆるデータがオリジナルの2~3倍に増えておりボリュームとしては十分のため新たな拡張は原則としてはなしでブラッシュアップに留めるという話だった。 高解像度化、複数ハードへの対応、複数言語の同時対応、マウス・キービード操作対応と新規作業も多岐にわたるハードな開発だった。 最初に運命の輪に対するプレイヤーの意見を真摯に受け止め、修正すべき点を洗い出し、スタッフと議論、やれること、やれないこと、やるべきこと、やるべきではないことをリストアップし開発を進めた。 バトル周りは長期間に及び細かな調整と要素の追加・削除を繰り返した。結果的にやりごたえを感じるゲームにできたと思うとのこと。 ※コンセプト(11月7日) ※すでにマスターアップしているとのこと(8月23日9・補足(8月24日) ※今年3月は最終デバッグ時期(10月22日) ※1章は4月頃にはデバッグでやってると語られている。松野氏は6か月デバッグして作ったセーブデータがあるらしい。 ※Switchのタッチパッドには未対応 |
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■ストーリー |
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運命の輪ベースで新たなキャラクター、シナリオなどの追加はなし。テキストはフランス語など複数言語にも対応。 一度エンディングを迎えることで遊ぶことができるエキストラエピソード4編も再録。今作において十二人の勇者はエンドコンテンツとしての意味合いもあり、最高峰の難易度になっている。 ・ウォーレンレポート これまでの出来事や登場人物のプロフィール、各地の出来事、ゲームのプレイガイド等を確認できるウォーレンレポート。このレポートでしか見ることのできないイベントシーンが存在。レポート内の情報を確認することで新たに移動できる拠点が表示されることもある。 ・運命の輪ワールド機能 物語は幾度となく選択を迫られ、物語が大きく変化するマルチストーリー。 条件を満たすと使用可能となり、特定のポイントに時を戻してこれまで進んできた道とは違うルートを選ぶことが可能になる。 以下プレイガイド 「運命の輪W.O.R.L.D.」を使用することで、それまでに通過したストーリーの特定ポイントへ移動することができます。このポイントのことを「アンカーポイント」と呼びます。 【アンカーポイントと移動】 アンカーポイントはチャプターごとに数か所ずつ設置されています。 「ウォーレンレポート」内の「運命の輪W.O.R.L.D.」コマンドでタイムラインチャートを表示してください。各アンカーポイントの位置を確認することができます。 【ストーリーは前に通過した時の状態に】 各アンカーポイントには、そこを通過したときのストーリーが保存されています。アンカーポイントを移動すると、移動先に保存されている場面からストーリーを再開することになります。 ストーリー上の選択が行われるより前の時点へ移動した場合は、再び選択を行うことになります。 【育成したユニオンの情報は継続】 ユニオンやユニットのレベル、所持しているアイテム、軍資金などの情報は、アンカーポイントを移動しても変化しません。自軍に加入したユニットも同様ですが、ストーリーの展開上「ゲスト」になり、操作できなくなることがあります。その場合でも、役割を終えると必ず部隊に帰還します。 【失われる情報】 各アンカーポイントには、そこを通過したときのストーリーが保存されます。そのため、アンカーポイントの移動を行うと、直前に通過したアンカーポイントより後の内容は失われてしまいます。ご注意ください。 【ニュース記事のアイコン】 ウォーレンレポートのNewアイコンは一度読むと消えてしまいます。消えてしまったNewアイコンは「運命の輪W.O.R.L.D.」を使っても復元しません。 ただしニュース記事に限り、「運命の輪W.O.R.L.D.」使用後に通常と異なる色のNewアイコンが表示される場合があります。色違いのNewアイコンが表示される状況は次のとおりです。 ニュース記事を読むことでなんらかの展開が発生しても、「運命の輪W.O.R.L.D.」で移動するとは発生前の状態に戻っていることがあります。 ※運命の輪W.O.R.L.D.について(10月26日) ※オフィシャルスクリプトブックの内容が1章・2章a/b 3章a/b/c・4章・カーテンコール(aはカオスルート、bはロウルート、cはニュートラルルート)となっているので新ルートなどはない。 ※攻略本で使われるカオスルートなどは正式なものではなく、SFC版当時から開発陣は単にAルート、Bルートなどと呼んでいたらしい。 ※ウォーレンレポートで雑魚ボス全員分のWRを書きたかったとのことだが、今回追加はあるのだろうか。魔剣士ミモザの設定はレポートで明らかにする予定だったのが漏れたとのこと。 |
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■ボイス |
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カットシーンをフルボイス対応。音声は「日本語」「英語」2種類を収録し、ゲーム内コンフィグからいつでも切替可能。 ▼ ボイス詳細(クリック) 11月7日更新
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■グラフィック |
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キャラクター・BGの描写を高解像度化。緻密に描かれたピクセルアート風合いを活かした形で表現強化。新たなVFX等は追加しないという前提。 情報把握のしやすさ、操作手順の簡略化を考慮し一新。 |
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■UI |
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▼ UI詳細(クリック)11月3日更新
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■バトルシステム |
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バトルAIを一新。バトルテンポ向上、オートセーブ機能など様々な改善を施しプレイアビリティ向上。 ▼ バトルシステム詳細(クリック) 11月7日更新
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■育成システム |
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不評だったクラスごとにレベルを管理するシステムからユニットごとにレベルを管理するシステムに。そのため ユニット個別のステータスにEXPが復活。 ▼ 育成システム詳細(クリック) 11月8日更新
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■サウンド |
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崎元仁氏により、すべてのBGMを生演奏で再レコーディング。本作書下ろし新規楽曲も収録。 ▼ サウンド詳細(クリック) 11月7日更新
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■スタッフ |
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・プロデューサー 加藤弘彰 ※運命の輪発売時にプレイヤーの意見を踏まえつつ、いつかのタイミングでTOの開発に改めて携わりたいという強い思いがあった。 FF12ゾディアックエイジの開発が転機となり、オリジナル版FF12からの映像表現向上、新規音声収録を含めたサウンド表現力向上、バトルデザイン改良、プレイアビリティの向上を経てこのノウハウを活かすことで新たなTOを生み出せるのではという考えに至り開発を始めたとのこと。 ※加藤氏はSFC版TOでデバッカースタッフ1st Teamにクレジット。FFTA2でプロデューサー、運命の輪ではプロジェクトマネージャーで参加。 加藤氏について(8月14日) ・ディレクター 片野尚志 ※運命の輪リードワールドデザイナー担当。FF12 リードマップシステムデザイナー・運命の輪 プログラミングディレクター担当 ・ゲームデザイン総指揮・脚本・監督 松野泰己(株式会社ALGEBRA FACTORY) ※オウガシリーズはつねに変化を恐れず果敢に挑戦していくことがコンセプトのタイトル。完璧なリメイクとはあえて申さず、欠点もある。グラフィック含めてフルリメイクできたらよかったかもしれないが、それなら新作の制作を選んだはずで、その意味でひとつの区切りを付けるために今作に携わった。 ※4月8日の坂口氏のツイート(TOリボーン商標登録の情報が流れた直後) 5月24日の松野氏のツイート 6月4日の松野氏のツイート ※プロデュースについて(8月17日) 公式サイト公開時も事前に知らされておらず、初めて見たと語られていた。 ・リードイベントデザイン 秋山淳(スクウェア・エニックス) ※ベイグラントストーリー イベントセクションディレクション、FF12 イベントディレクション ※秋山氏について(10月7日) ・リードメニューシステム&ワールドデザイン 岩渕威 ※FF12 Lead in-game Event Designer ・リードゲームデザイン 高橋直之 ・シナリオチーム 北原杏子(9月18日松野氏のツイート) ※TO外伝アシスタントプランナー・ FF12ゲームデザインセクションDialogue FFTAシナリオライター・FFTA2シナリオ&イベントディレクター・クリムゾンシュラウド イベントデザイン担当 ・ビジュアルデザイン: 吉田明彦(株式会社CyDesignation) 政尾翼(株式会社ディー・エヌ・エー) ※TO運命の輪キャラクターデザイン ・コンポーザー 崎元 仁(ベイシスケイブ) ・サウンドディレクター 矢島友宏(スクウェア・エニックス) ※FF12 サウンドエフェクトディレクター ・監修 皆川 祐史 ※リボーンについて相談された当時、他のプロジェクトの開発で極めて多忙だった。マップやキャラクターの高解像度化など相談、方針を決めてもらいつつグラフィック全般の監修を担当。 |
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鍛冶屋プロダクションが運命の輪に続き本作でも翻訳に携わっている模様。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■キャスト |
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デニム・パウエルDenim Powell 前野智明 / Mittelman カチュア・パウエルCatiua Powell Lynn / Victoria Atkin ヴァイス・ボゼックVyce Bozeck 杉山紀彰 / Jason Spisak ランスロット・ハミルトンLanselot Hamilton 阪口周 / Ben Prendergast カノープスCanopus Wolph 中村悠一 / Chris Cox ウォーレン・ムーンWarren Moon 土師孝也 / Alastair Duncan ミルディン・ウォルホーンMirdyn Walhorn 中川慶一 / Andre Sogliuzzo ギルダス・W・バーン Gildas W. Byrne 赤坂柾之 / Adam Croasdell デネブ・ローブDeneb Deneb Rove 平野文 / Cat Taber ユーリア・ウォルフIuria Wolph 東山奈央 / Erin Yvette ランスロット・タルタロスLanselot Tartaros 三上哲 / Jason Kennet バールゼフォン・V・ラームズ Balxephon V. Rahms 堀内賢雄 / Keythe Farley ヴォラック・ウィンザルフVolaq Windsalf 後藤光祐 マルティム・ノウマスMartym Noumous 小松史法 / Sean Kenin バルバス・ダド・グースBarbas Dahd Geuse 安元洋貴 / Jason Charles Miller オズ・モー・グラシャスOz Moh Glacius 森久保祥太郎 / Nicolas Roye オズマ・モー・グラシャスOzma Moh Glacius 園崎未恵 / Elle Newlands アンドラス・ガフラヌAndoras Gaffryn 相沢まさき / Darin De Paul ジュダ・ロンウェーJuda Ronway てらそま まさき レオナール・レシ・リモンLeonarReciRimon 玉木雅士 / Daniel Bonjour ラヴィニス・ロシリオンRavness Loxaerion 深見梨加 / Helen Kennedy Turner? アロセール・ダーニャArycelle Dania 中村千絵 / Stephanie Sheh ハボリム・ヴァンダム Hobyrim Vandam 東地宏樹 セリエ・フォリナーCerya Phoraena 佐古真弓 システィーナ・フォリナーCistina Phoraena 濱口綾乃 オリビア・フォリナーOlivya Phoraena 島本須美 シェリー・フォリナーSherri Phoraena 川村万梨阿 ブランタ・モウンBrantyn Morne 磯部勉 レーウンダ・バルバトスLeundar Balbatos 大塚芳忠 ディエゴ・G・アゼルスタンDiego GaletAzelstan 福田賢二 ザエボス・ローゼンバッハXaebosRonsenbach 内田直哉 ヘクター・ディダーロHektor Didarro 川島得愛 デュカ・ヴィンデルバント・グアチャロDukasWindelbandGatialo 間宮康弘 ニバス・オブデロードNybeth Obdilord 宮本充 クレシダ・L・スルバランCressida Lauya Zurbaran 足立由夏 クレア・ハルモラーア 野水伊織 オリアス・オブデロード 山根舞 バパール 松田健一郎 フェリシア 東城日沙子 エルリグ 松田裕市 ウィノア 武田華 役不明 森川智之 野水伊織 宝亀克寿 大原崇 谷口悠 日高のり子(オクシオーヌ?) 藤井啓輔 石田 圭祐 乃村健次 土田大 菅生隆之 笹本菜津枝 Steve West Jamieson Price Daniel Bonjour Stephanie Sheh Brian George Julie Nathanson Ben Diskin Abby Trott Ian James Corlett Courtenay Taylor Noshir Dalal Madeline Curry Daman Mills Megan Hensley Keith Silverstein Nicole Tompkins Christian Rummel Ben Diskin David Shaugnessey Gideon Emery Frank Todaro |
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■その他 |
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松野氏のアップした画像の右下に(C)1995, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.という権利表記があり、今回もスクリーンショット機能がある模様。キャプチャ機能について(8月19日) ・設定項目1番目(1~100) ・マスターボリューム ・BGM ・環境音 ・効果音 ・システム音 ・ボイス ・マウスホバー音ボリューム ・ボイス言語 日本語/英語 ・ボイス再生 ON/OFF ・設定項目3番目(ON/OFF) ・ユニオンレベルアップ通知 ・クラスチェンジ自動装備 ・アイテム自動補充 ・「バトル終了時およびショップ退出時に装備アイテム(消耗品)を自動で補充します。 ※セットした消耗品は戦闘終了後、その在庫を所持している限り、自動補充される。在庫を所持していない場合は、ショップで購入する等で自動補充される。不足した消耗品がある状態でショップへ入ると、新たに使用済みというカテゴリーが追加されるので、不足分のみ購入が可能。 ※オーブは合成やバトルでゲットして入手 ・ショップ入店時の古銭売却 ・目標選択時自動トップビュー ・チャーム使用時確認 ・設定項目5番目 ・スクリーンモード変更 フルスクリーン→ 現在のスクリーンモード フルスクリーン ・ディスプレイ選択 ディスプレイ3 ・解像度変更 3440×1440 現在の解像度 ・設定を反映する ・垂直同期 OFF ・ガンマ補正 0~100 ・コントラスト 0~100 ※各種オプション設定はハードにかかわらず同一機能(10月26日) ※称号について(10月23日) ※称号はウォーレンレポートで選択したものをワールドマップで表示できる仕様に。 ※称号はC.H.A.R.I.O.T.関連以外、PSP版と同じ ※戦死者・負傷者に関する称号は今回もあるとのこと ※漢字は第一水準・第二水準各ハードがサポートするものは使える ※死者の宮殿について(10月23日) ※ハードの違いにおける差について(10月7日) ※PCについて(11月5日) ※推奨スペックを満たしていない場合やソフトの相性によって処理落ちなどが起きる場合もあるかも。 ※SWITCHについて(10月22日) フレーバーテキストは松野氏により加筆している。オンラインヘルプはPSP版とほぼ変わっていないが、システムが変更されている部分はアップデートされている。 ※ハード間のセーブデータ共有は非対応 ※カオスフレームについて(10月10日) LINEスタンプについて(9月18日松野氏のツイート その1・その2) ※(あるかは不明だが)DLCで特定のキャラが仲間になるかについて(8月21日) ※バグのパッチはあるだろうが、DLCによるコンテンツの追加の予定はない UWQHD(3440x1440)モニターについて(8月19日) ※リボーンでのクレシダ救出について(10月12日) ※仲間の加入条件は運命の輪と基本変わってないが、デネブの強い場合のは若干条件を変更、厳しすぎたので緩和 ※経過日数はゲームに影響ない。ウォーレンレポートで加齢はしない。 ※配信に関しては発売日ぐらいにスクエニから配信に関するお願い方針がリリースされると思う ※オンライン対戦モードはない ※五芒星六芒星はNGのため光のエレメントのマークは変更。ジハドもまずい ※ワールドワイドで考えるとエンジェルユニットは今はNG。SFCの海外版でもホークガールで、輪っかを削除されている。 そのため伝説のオウガバトルをリメイクする場合天使の話は大分変わるだろう。 伝説のオウガバトルをVCで日本で出す場合はそのまま出せるが海外の場合はアトラス版のをそのまま出すことになりそう。 ※色弱の方のための調整する機能も入れるべきだった。次回作る機会あればフォローしたいとのこと。 ※運命の輪で実装されなかった以下についてついてリボーンではどうなっているだろうか ・運命の輪ではMODのような拡張パックおよび改造ツールの提供を視野に入れていたが頓挫したと松野氏はツイートしていた ・運命の輪本編作業の進行が大変で実現されなかった制限システム(FFTAで実装したジャッジメントシステムとは別)のアイデアは機会があれば他で流用するとしていた ・戦闘突入時、オウガシリーズ恒例のFight It Outのボイスは諸般の事情により運命の輪では廃止。 ・FFTにあった試着機能は欲しかった機能だがスケジュールなどにより運命の輪では断念されている。 ・余裕があれば共同戦線や通信対戦も実装したかったが、他仕様・作業工程とのバランスでカットされたと思うとのこと。 ・タクティクスオウガツクールを作ってくれという意見に対して、コンストラクション機能は運命の輪制作時にも議論して、いつかは提供したいという意見で一致はしていたが諸般の事情でなかなかビジネスとしては成立しにくいとしていた |
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□ゼテギネア神話 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
黎明期の天界では天神ボラが君臨し、妻の地神アネムと共に最初の子、炎の神ゾショネルをはじめ神々を生み出し、またその神々から別の神々が誕生していく。 炎の神ゾショネルはフィラーハやバセクサたちの姉にあたる。天空の神々の中でももっとも強い力を持ち、その力は太陽神フィラーハをも凌ぐといわれている。彼女自身も己が力を悟っているため、誰の側にもまわろうとしない。ただし、自分に助けを求め自分の力を必要としている者には、できる限りの手助けをしてくれるという。甲冑で見えないが、個々の清らかさと同じようにその素顔も美しい女神であることだろう。 海の神バセクサと大気の神フォーラの間に水を司る女神グルーザが誕生する。嫉妬深い処女神としても知られており、夫である快楽の神ザムンザが浮気するたびにその姿を竜に変えて嵐を呼ぶと言われている。 知の神ホルプと正義の女神フェルアーナの間に風を司る女神ハーネラが誕生する。彼女の足跡からゼピュロスやエウロスなどの東西南北の風の神々が生まれている。 雲の神アランダと正義の女神フェルアーナの間に生まれた雷を司る女神ネッサローが誕生する。裁きの神とも知られており、「歯車」は秩序を意味している。 太陽神フィラーハは兄弟神と力をあわせ、父母神を倒す。ボラの死体より流れ出した血から光と戦争の神イシュタルが誕生。彼女は白いドレスと甲冑をまとい、手には白銀の剣を携えて誕生した。ボラは虫の息で生まれたばかりの娘にフィラーハを討つことを命じたが、聡明なイシュタルはボラの悪行を恥じ、フィラーハらに従ったという。フィラーハはイシュタルを快く迎え、妹として神々の仲間に加えた。 天神ボラと地神アネムの死によって天と大地が分かれ、世界が誕生した。天と大地が切り離されるときの“きしみ”の中から生まれたのがバーサである。バーサはアネムにかわって大地を司り、フィラーハと協力して大地に恵みを与え生命を作り出したとされている。 地神アネムの死を嘆き悲しんだ山の神モラダの涙から氷の女神リューネラムが誕生し、それと共にモラダの涙は凍り付き、広大な凍土と氷河を生み出したという。 フィラーハが天界の主にならんと長兄デムンザとの間で争いが起き、リューネラムはデムンザ側に付き従い戦った。さすがのフィラーハも、その太陽の熱すら反射する絶対零度の氷の壁に阻まれ、進軍を諦めた程だ。デムンザはリューネラムの庇護のもと冥界へ下り、王となったが、リューネラムはそれを見届けるとフィラーハに降伏した。フィラーハは寛大の心でそれを赦し、天界の神々の席を与えたという。 こうして天界はフィラーハを主に迎え、新しい時代が訪れた。 水の神グルーザはイシュタル同様に甲冑と槍を持った姿で誕生したことから天界では50万の水軍の指揮官としてフィラーハに仕えている。 大地神バーサは、娘のダニカを冥界の王デムンザに奪われた悲しみから、その恵みを地上と冥界へ二分しなければならなくなった。そのため地上には季節が生まれ、盛衰が誕生したといわれる。 聡明な炎神ゾショネルは、フィラーハによる反乱時は彼女の立場は中立でどちらの側にもつくことはなかった。後にオウガバトルと呼ばれた魔軍との戦いでもフィラーハに加勢せず中立を保っている。そうした態度をフィラーハが許すのは天空の神々の中でもっとも力を持つのは自分ではなく彼女であることをフィラーハは十二分に承知しているからだ。 雷神ネッサローはオウガバトルでは炎神ゾショネルと共に中立を保ち、終結後、彼女の裁きによって魔界に封じられたオウガは数千万とも伝えられている。 |
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□オウガバトルの伝説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
古の昔、人間と悪鬼が大地の覇権をめぐって、壮烈な死闘を繰り広げていた。人間は天を支配する神を、悪鬼は魔界を支配する悪魔をそれぞれ味方につけて戦いを続けた。しかし、軟弱な人間は悪鬼たちの圧倒的な戦力の前に成す術がなく、多くの人間が殺され滅亡の寸前まで追いやられたという…。 そんなとき、天空から舞い降りた3人の騎士と12人の賢者たちは、大地と魔界をつなぐカオスゲートを封印し悪魔の助力を断ち切ることに成功した。またたくまに形勢は逆転し、ついには人間が勝利した。こうして人間は大地の覇権を手にし、そして、今日まで続く文明を築いたのである…。 戦いを終え、三騎士は天空へ戻り、12人の賢者は野に下り地上人に多くの知識を与えた。しかし、不安がなかったわけではない。悪鬼たちが地上を去る際、オウガバトルの再来を予言していたからである。心配する地上人のために三騎士の一人が、いつでも神の助力を得られるようにと一本の聖剣を残した…。 聖剣の名はブリュンヒルド。この剣を持つ者は神と交信できるといわれており、それは同時に天空や魔界を行き来するためにも使用されるという。人々は聖剣を崇め、その剣を密かに隠すことにした。来るべきオウガバトルの再来のために…。 |
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※タイトルと共に映る壁画トはオウガバトルを描いているのかもしれない。この壁画は株式会社イラストラボ・Nebula 中山匡氏が担当されている。 オウガバトルの絵であると考えて解釈すると絵は4段に分かれていて、左上から右へ順番に見る感じ? ■1段目 ・太陽と賢者?と表裏一体のようにアスモデのような悪魔と黒い太陽 ※悪魔は運命の輪で描かれたタロットカード「デビル」の悪魔っぽいのでアスモデウス?表裏一体のようになっている老人は後の絵で雲に乗った12人の先頭の賢者っぽくも見えるがその隣の絵でカオスゲートが発動してるのでこの賢者が関係してる? デムンザの策略によって人と悪鬼が覇権を争わなければならなくなったので、その策略に関わってるみたいな話があるのだろうか。12人の先頭にいる賢者と別人なら該当しそうなのは13番目の使徒ドュルーダだが、数千年続いたと語られるオウガバトルの最初期に生きていた可能性は低いか。他に可能性があるなら古代ゼテギネア時代にアスモデを召喚した錬金術師ガッサム? デムンザの策略というのはバーサの娘ダニカを連れ去り、バーサに恵みの力を地上と冥界に二分させたことを意味しているのかもしれないが。 ・覆われた雲から光が少し差し込み人々が天を仰ぎ見る ※TO外伝攻略本の設定ではアスモデはその暗黒の力で地上世界に暗雲を呼び、天界と地上界の交信を絶ったとされている。 ・カオスゲートから悪魔達が現れる ・城塞で悪魔達を迎え撃とうとしている人々。人間側には伝説のオウガバトルの巨人と同じ恰好をしたキャラがいる。 ■2段目 ・魔軍と人々の軍隊が戦闘に入る、海には大勢の魔獣たち ※海に大量の怪物がいるがこれは人類がカストラート海に追い詰められたことの表現? ■3段目 ・燃え落ちる城塞、悪鬼に業火の穴に落とされる人々 ・雲に囲まれた騎士がブリュンヒルド?をかざす ■4段目 ・カオスゲートに向かう雲に乗った12人、先頭には青い服を着て杖を持つ白髪の賢者 ※雲は天空から舞い降りたことへの表現で、天空の三騎士や神の十二使徒? ブリュンヒルド?を持ってる騎士は氷のフェンリルか? ・世界に光が差す ・人々に追い詰められた魔獣や悪魔達は崖から落とされ業火の中に ※カオスゲートが封印されて瞬く間に形勢逆転して、最後は人間が勝利するという感じだろうか |
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□ゼテギネア神話信仰 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
天界の主である太陽神フィラーハを唯一神としてフィラーハ教が誕生し、フィラーハ教から派生したローディス教はガリシア大陸で、ロシュフォル教はゼテギネア大陸で広く信仰されている。ヴァレリアではドルガルア王がフィラーハ教の熱心な信者で、教団を設立し国教に定めた。王都ハイムにフィラーハの神殿が建立されている。 光と戦争の神イシュタルの白いドレスは純潔を表し、また甲冑と白亜の剣は勝利を意味している。人々は戦いに大義を与え、勝利と栄光をもたらす神として崇めた。 ヴァレリアより北の大陸ガリシア大陸に存在したニルダム王国の民ボルマウカ人は炎神ゾショネルを信仰している。 大地神バーサは民からは豊穣神として崇められると同時に、死者の旅立ちを見送る嘆きの神として葬礼の儀式の対象ともなった。 ヴァレリアは海洋王国と呼ばれることからもわかるように、民は海と共に生きてきた。それだけに風に対する尊敬の念は強く、風の神ハーネラは海の守護神としても崇められている。 水の神グルーザはハーネラと同様にヴァレリアでは古くから信仰の対象とされており、特にグルーザを唯一絶対の神とするバスク教は「復讐と力」の象徴として崇めている。ドルガルア王統治以前はクリザローの町が総本山として知られ、広く信仰されその勢力は大きかった。しかしフィラーハ教が国教となり多くの人に信仰されるようになるとその勢力図が覆り、少数となったバスク教徒は迫害されるようになる。 雷神ネッサローはヴァレリアでも長年、その平等さ、公正さから虐げられた民が信奉することが多く、覇王ドルガルアがフィラーハを唯一神として統一宗教にした後も隠れて信仰された対象として知られている。 暗黒神アスモデは諸説あるが、古代ゼテネギア時代の錬金術師ガッサムに召喚されたとき、あるギャンブルに敗れたことから人間に手助けをするようになったというのが通説。オウガバトルの際、冥界の王デムンザに従い、108の軍団を率いてフィラーハに戦いを挑んだが戦いに敗れたことでその能力のほとんどを封じられてしまったが、いまだ人間のかなう相手ではない。現在はこれといって悪事を働くこともなく、ときおり人間のために力をかすこともあるとされており、アスモデの気まぐれなのか、はたまたガッサムの知略なのか定かではないが、とりあえず敵対するような相手ではないようである。 |
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□プロローグ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オベロ海に浮かぶヴァレリア島… 古来より海洋貿易の中継地として栄えたこの島では その覇権を巡り、民族間で紛争が絶えなかった。そうした永い戦いに終止符を打った男がいた。後に覇王と呼ばれたドルガルアである。 ドルガルア王は民族間の対立を取り除くことに努め、ヴァレリアは半世紀に渡り、栄えることとなる。 しかし王の死後、その後継を巡って貴族階級のバクラム人、人口の大半を占めるガルガスタン人、少数民族のウォルスタ人の三民族が覇権を争い、ヴァレリアは再び内乱状態に陥った。 バクラム陣営、ガルガスタン陣営が島を二分する形で一旦鎮静化したかに見えた内乱だが、それがつかの間の静寂であることを知らぬ者はいなかった。 |
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□舞台 |
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※ゲームや雑誌等で公開されているゼテギネア大陸・東ガリシア大陸・西ガリシア大陸の地図を強引につなぎ合わせたもので各大陸やヴァレリア諸島の大きさや位置はあくまで参考程度。 ※ゼテギネア大陸から見えるオベロ海の西にタクティクスオウガリボーンの舞台となるヴァレリア諸島が存在し、ガリシア大陸・ゼテギネア大陸の内海であるライの海の西はオベロ海に繋がっている。 |
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□ヴァレリア諸島 |
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北方にローディス教国のあるガリシア大陸、東方に近年建国された新生ゼノビア王国のあるゼテギネア大陸、南方に鉱物と資源に富み、大小さまざまな国がひしめきあうバルバウダ大陸。三大陸に囲まれたオベロ海の西に浮かぶヴァレリア諸島は古来より海洋貿易の中継地として栄えてきた。 ヴァレリア諸島は全人口の2割弱を占める少数派民族バクラム人、全人口の1割に満たない少数派民族ウォルスタ人、全人口の7割を占める多数派民族のガルガスタン人の3つの民族からなる。 ウォルスタ・ガルガスタン・バクラムは人種ではなく民族の違いとして描かれており、外見の差異は少なく、生活習慣や宗教・規律等に差異のある3つの民族。 |
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□ヴァレリア諸島の歴史 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴァレリア全土が統一されヴァレリア王国が建国されるまでの約15年間に及ぶ戦いの事を『統一戦争』と呼んでいる。統一されるまでのヴァレリアは、バーニシア、フィダック、アルモリカ、コリタニ、ブリガンテスの5つの国家に別かれていた。それぞれ、自国の版図を広げようと企んでおり一触即発の状態が続いていた。 ※下の地図はゴバンダ湾がまだ陸地だった頃のイメージで、後のゴバンダ湾となる部分の各国の領土はイメージです。 ※ハイム戦役での各地方の状態からアルモリカ国はウォルスタ人中心、コリタニ国はガルガスタン人中心、バーニシアはバクラム人中心、フィダックはレモニカ王がウォルスタ・バクラムを弾圧しているのでガルガスタン人中心、ブリガンテスはロデリック王がガルガスタン人(旧TOではウォルスタ人)なのでガルガスタン人が主になっている国家と仮定して考える。 |
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統一戦争はバーニシアの君主・クレモント候が政権奪取を企む武装派ゲリラによって暗殺されたことから始まった。 これにより各国のバランスが崩れ、軍事色の強いフィダックがバーニシア、アルモリカに対して宣戦を布告、アルモリカを援護する形でコリタニが参戦し戦争は泥沼化していった。 戦いは約8年に及んだが、結局、バーニシアとアルモリカはフィダックに占領され、暫定政権が設置された。 フィダックの君主・レモニカ王はバクラム人・ウォルスタ人を弾圧(このことが今日まで続く民族紛争の要因といえよう)。これに対し、無数の反体制派ゲリラがレモニカ王に抵抗した。 |
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フィダックはコリタニを攻めたが、それまで中立を保っていたブリガンテスがコリタニの要請を受けて参戦し、ヴァレリア全土を巻き込む戦乱へと発展した。戦いは膠着状態へと陥ったが、密かにブリガンテスは反体制派ゲリラを援助し、ゲリラは反乱軍へと組織化されていった。 コリタニの君主・オルランドゥ伯が戦死し、コリタニは事実上ブリガンテスの統治下へ。また、バーニシアの反乱軍がフィダックを相手に攻勢に転ずる。この反乱軍を率いたのが後のヴァレリアの王となるドルガルアである。 |
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ブリガンテスと反乱軍の両面から攻められたフィダックはついに陥落。戦いは終結した。 ブリガンテスの君主・ロデリック王とドルガルアの間で終戦協定が結ばれるが、その内容があまりに不公平だったため、協定は1ヶ月で解消。再び戦争となった。 ドルガルアはロデリック軍を迎え撃つためフィダック城を拠点として指揮。 ※終戦協定で領土がどうなったかは不明だが、ドルガルアがフィダック城を拠点としている為、フィダックの主だった領土はバーニシア反乱軍が、旧アルモリカ国はブリガンテス王国の領土となったのかも。しかしハイム戦役のガルガスタン王国急進派によれば先の大乱ではウォルスタ人はいち早くドルガルア陣営について自分たちの父祖を襲い、囚われた者はいわれなき疑いをかけられ、投獄され死んでいったと語られている。これは旧アルモリカ国のウォルスタ人の多くがドルガルア陣営についたことを意味していたのではのではないかと考える。 ウォルスタ人としてはガルガスタン人がウォルスタ人・バクラム人の弾圧を始めたという思いがあったのかもしれないが、戦争が始まった時アルモリカ援護のため参戦し、長期間戦った上で君主を失い、コリタニが要請して参戦したブリガンテスの統治下となったコリタニ系ガルガスタン人にとっては納得いかないものだっただろう。ブリガンテス陣営に協力するどころか、バクラム人が主となっていると思われるドルガルア陣営について自分たちを攻める側になったことへの恨みが後のガルガスタン王国急進派の民族浄化政策につながった側面があるのでは。 |
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この後、約1年間に渡ってロデリックとドルガルアの戦いは続いたが、クァドリガ砦が決戦の場となり最終的にはドルガルアの勝利で幕を閉じた。これによりヴァレリアは統一された。ドルガルア王の治世は約半世紀に渡り、ヴァレリアは栄えた。 ※戦争末期に使用された禁呪の影響で一部大地が消滅し、ゴバンダ湾ができた。 |
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□民族対立 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
リボーンの時代では父祖の代から続く民族対立と言われるが、その発端はバーニシア・アルモリカを占拠したフィダックの君主レモニカ王がバクラム・ウォルスタ人を弾圧したことが要因となっている。 ドルガルア王は民族融和政策を掲げ、他民族間の婚姻を奨励し、国教をフィラーハ教にすることでこうした対立を取り除こうとした。 しかし要職はバクラム・ウォルスタで占められ、ガルガスタン人の出世は望めなかったと語られており、ガルガスタン人には不満があったと思われる。 またフィラーハ教を国教とした結果、クリザローの町を総本山とするバスク教徒が迫害を受け土地を負われるといったこともあり、民族融和政策が結果的に別の軋轢を生んでいる側面もある。 |
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□現在の情勢 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東方のゼテギネア大陸で反乱(サーガ5章・伝説のオウガバトル)が起きていた同時期、ヴァレリア諸島ではヴァレリア王国国王ドルガルアが死去。沈静化していた民族紛争が激化。王国の実権を握ったブランタは貴族階級のバクラム人を扇動し、王都ハイムの独立を宣言。更にローディス教国と密約を交わし、その庇護の下北ヴァレリアを手に入れバクラム・ヴァレリア王国建国。摂政ブランタは島全体を手に入れる事を主張するがローディスから派遣された暗黒騎士団総長ランスロット・タルタロスが戦力を損失を恐れ拒否し、進軍は停止。 島の南半分に残された二つの民族主義陣営のうち、人口の7割を占めるガルガスタン系民族主義勢は指導者バルバトス枢機卿のもと南ヴァレリアを手にするためウォルスタ系住民に宣戦布告。古都ライムでガルガスタンとウォルスタの最初の争いが勃発。ガルガスタンは民族の根絶を目的とした虐殺を展開。 ※ウォルスタ解放軍の領土は不明なのでアルモリカ地方(旧アルモリカ国)と同じ領土として掲載 |
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ウォルスタ人はロンウェー公爵を旗頭に抗戦するも戦力の差により半年で敗北。バルバトス枢機卿はガルガスタン王国建国と内乱終結を宣言するも、ウォルスタ人への弾圧は続いた。 ウォルスタ人の多くは抵抗を続けるも、ロンウェー公爵が捕囚の身となってからは次第に下日となり、ガルガスタンが用意した自治区に足を運ぶ者が増加。ヴァレリアの内乱は沈静化。 またこれと同時期に北方のガリシア大陸ローディス教国領パラティヌス王国や旧ニルダム王国領で革命や反乱が始まる。(サーガ6章・オウガバトル64) |
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□登場人物 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ゼテギネア神話・オウガバトルサーガ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その始源、世界は天と地の区別はなく、スープのような状態であり、ただ虚無だけが満ちていた……。一筋の光がその世界に生まれると、光は闇を作り出した。光からガリンガ、闇からはウンディガという二人の巨人が生まれ、互いにいつ果てるとも終わらぬ戦いを始めた。 この書き出しで始まる「ゼテギネア神話」は紀元前4000~3000年頃にバルカン半島東岸、エーゲ海、黒海、カスピ海に囲まれた周辺地域で広く信仰されていた。紀元前3000年頃に小アジアを中心とする地域をヒッタイト人によって統一されるまでは、このゼテギネア神話に登場する神々が崇拝の対象となっていた。19世紀後半に大規模な発掘調査が実施されゼンダという名の遺跡から出土した古バビロニア期(紀元前1900~1700年頃)のものでシュメール語で書かれた粘土書板「古ゼンダ」から詳細な内容が明らかにされた。 世界の創世から人類の誕生、そして神々の戦争等が描かれている。古ゼンダには、ゼテギネア神話だけでなく数多くの英雄の冒険譚や事件、ゼテギネア期の歴史が記述されている。 メソポタミアから発見された「古ゼンダ」の作者は不明だがその内容からシュメール人の歴史学者と推定される。 |
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「古の昔、力こそがすべてであり、鋼の教えと闇を司る魔が支配するゼテギネアと呼ばれる時代があった」 この一節で有名な「オウガバトルサーガ」は1895年フランスの調査隊によって発見された。調査隊は古都ダウラ(黒海沿岸の遺跡)より大量の楔形文字粘土書板を発見。「古ゼンダ」と同じく古バビロニア期のものと推定され、神話や英雄伝説を元にしてシュメール語で書かれた一大叙事詩であり、ギリシャ神話を伝えるホメロスの「オデュッセイア」や「イリアス」に匹敵するほどの大発見として世を騒がせた。「古ゼンダ」にも記述されているオウガバトルから大陸統一(紀元前3200年頃)までが全八章で描かれ、大陸を統一したゼノビア王朝の変遷に焦点をおいて脚色されている点が注目されている。 ※1994年のSFC版タクティクスオウガのチラシに記載されたフィクションの設定です。古ゼンダ参照 ※松野氏によると若かったのが一番大きく、宣伝にはお金が必要だが潤沢ではなくワンアイデアでいかに客の心をつかむかというところのアイデアのひとつで、このテキストを書いて当時広告をやってもらった人に見せて面白いと言ってもらったのでチラシにしてもらった。しかしこの広告を出した後、古代地誌研究所のオウガバトル研序説はどこで買えるのかと電話がすごくあり、フィクションであることを伝えて謝罪し、すごい怒られたとのこと。 オウガバトルの世界観やプロットは松野泰己氏がクエスト入社時に持ち込んだ企画(OGRE FAN PAGE 参照 参照)でオウガバトルサーガ本編やゼテギネア神話は松野氏が原作者。英ロックバンド、QUEENの2ndアルバム『QUEEN II』に収録されている"OGRE BATTLE"の歌詞をモチーフに考え、歌詞や雰囲気を発端にしてイメージを広げていったとのこと。タクティクスオウガ段階ではプロットレベルで既に全8章考えていたという。また松野氏が考えていた各章のタイトルはQUEENの曲名から引用されており、今作リボーンのサブタイトルもQUEENの"Teo Toriatte(Let Us Cling Together)"から引用されている。 |
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■時代の流れ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※サーガ原作者の松野泰己氏が関わっている伝説のオウガバトル(OB)・タクティクスオウガ(TO)・タクティクスオウガ運命の輪(運命の輪)の3作、松野氏がクエスト退社後設定を再構築されて作られたと思われるオウガバトル64(OB64)・伝説のオウガバトル外伝(OB外伝)・タクティクスオウガ外伝(TO外伝)の3作、合計6作が存在する。 このサイトではOB・TO・OB64・OB外伝・TO外伝を含む設定のサーガをQuest版、OBと運命の輪、TOの一部設定や松野氏が語っていた設定のサーガをFortune wheel版として扱っている。またシリーズ一作目のOBの色々な矛盾や無理を解消することが前提で運命の輪が製作されているとのことで、詳細は不明だが「伝説のオウガバトル」で語られた設定もいくつか変更されているものと思われる。 松野氏はOB64・外伝2作を正当な続編でありなかったしたことにしたくないとしている為、Q版とF版で設定に差異があるものの、整合性をとるため今後設定自体変更され統合される可能性もある。また、伝説のオウガバトルが世界市場を十分に理解しないまま勢いで制作していた結果、色々矛盾や無理等があり、それらを解消することが前提で運命の輪が製作された為設定が色々修正変更されているとのこと。詳細は不明だが、天使系の種族は5章をリメイクする機会があるなら別種族になるとのことで、運命の輪ではユーリアの年齢やギルバルドの関係など変更されているのが判明している。 タクティクスオウガリボーンは運命の輪ベースなので今作も64・外伝への設定にアプローチしてないと思われるがここではQ版・F版の設定を踏まえた上で時代の流れを紹介。 掲載している地図はQ版で公開された地図を強引につなぎ合わせたもので位置関係や島・大陸の大きさは参考程度。ガリシア大陸の地図については今後変更される可能性もあるかも。 ※Q版~、F版~と書かれたリンク先は各作品の核心部分のネタバレを含むのでご注意ください。 |
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■神話の時代 黎明期の天界では天神ボラが君臨し、妻の地神アネムと共に神々を生み出していく。 彼らの子供の一人である太陽神フィラーハは兄弟神と力をあわせ、悪行を行う父母神を倒す。天と地を司る神の死別により天と大地が切り離される。 天界の主をめぐって太陽神フィラーハと長兄デムンザとの間で争いが起きる。氷の女神リューネラムの庇護の下、デムンザは冥界へ下り、王となるが、リューネラムはフィラーハに降伏する。こうして太陽神フィラーハを新たな王として天界では新たな時代を迎える。 天と大地が切り離された“きしみ”から生まれた大地神バーサは太陽神フィラーハと協力して大地に恵みを与え、生命を作る。 地上で神々が人間を創生した頃、魔界では悪魔達がオウガと呼ばれる悪鬼を作りだし、下僕とした。オウガは人間とはまた別の生き物で光よりは闇を好み愛や正義よりも力と戦いを好むという。 |
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■古代ボルセニア期 人類が文明を持たない時代、ゼテギネア大陸とその周辺に古代高等竜人族が築いた巨大文明が存在。ゼテギネア期に続く魔法文化を築いたが、彼等の滅亡と共にその多くは失われた。竜言語魔法を人間の言葉で解釈し再構築したのがゼテギネア期で行使される魔法である。 ゼテギネアやヴァレリアなど各地には高等竜人達が作った古代の遺跡やダンジョンの伝説が残されている。それらから呪文書が稀に発見されることもあり、探索の目的の一つとなっている。 |
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■神と人とが共に暮らしていた時代(バーサ・ダニカ神話)【OB64】 人がその手で社会を作り出したころ、カピトリウム地域に降臨した豊穣と葬儀の女神バーサ。 バーサはある人間の王に恋をする。神の掟により人との契りは禁じられていたが恋に囚われたバーサは王との間に娘『ダニカ』をもうけてしまう。バーサ親娘は共に『豊穣』の力を持ち、王の治める大地に繁栄をもたらした。 ある時、ダニカは魔界の王にして冥界の王であるデムンザの手により連れ去られてしまう。 娘を奪われたバーサと王の悲しみは、地上を冷たく作物の育たぬ世界へと変えてしまったが、その涙が枯れた時、バーサはダニカを取り戻す事を決意する。トレモスの地で冥界へとつながる道を開いたバーサは王とその配下の騎士達と共に冥界へと下った。バーサが冥界に行き来した時冬が発生し季節ができたといわれている。 王とその騎士達は、バーサの加護をもってデムンザを破り、無事ダニカをその手に取り戻した。 バーサとダニカの帰還によって、地上はその姿を元へ戻し、二人の豊穣の力は復活した大地に再び命を吹き込む。 王とバーサは、共に戦った騎士達に感謝すると共に、その功績を称え『ダニカの騎士』の称号と、更なる恵みを与えたという。 …長い年月が過ぎ、全ての神々は天へ戻っていった。バーサは亡き王の大地に山々を創り、それを天へ戻る為の道としたのだった。それがトレモス山脈である。 バーサの再臨を願う古の王は聖地トレモス山にバーサ神殿を築き、バーサ教を興したとされている。 ※Q版バーサ教 ※この神話には異説があり、デムンザはバーサに対しダニカを返す条件として『魔界に恵みを与えること』を要求し、それを受け入れたバーサは、ダニカと共に痩せた魔界の大地に恵みを与え、デムンザの手からダニカを取り戻したというものである。デムンザはバーサから得た恵みを糧に、魔界と地上をつなぐカオスゲートを開いて地上への侵攻を始めたとされている。 ※TOリボーンにおいても大地神バーサは、娘のダニカを冥界の王デムンザに奪われた悲しみから、その恵みを地上と冥界へ二分しなければならなくなり、そのため地上には季節が生まれ、盛衰が誕生したという設定になっている。 |
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■オウガバトル時代(数千年前)【OB】 冥界だけでなく魔界まで統べるデムンザの策略により始まった人間達とオウガの大地の覇権をめぐる戦いは何千年にも及んだ。人間達は天界の神々を、悪鬼は魔界の悪魔達を味方につけたが、圧倒的戦力の前に人類はカストラート海の淵に追い詰められた。 天界の神フィラーハの命により3人の騎士と12人の賢者達が天空から舞い降り、大地と魔界をつなぐカオスゲートを封印し悪魔の助力を断ち切ることに成功する。形成は瞬く間に逆転。悪鬼・魔神達は滅ぼされ魔界へ封印、人間は大地の覇権を手にした。 三騎士は天空へ戻り、12人の賢者は野に下り地上人に多くの知識を与えた。神の教えを人々に伝えたことから賢者達は神の十二使徒と呼ばれるようになる。後世のロシュフォル教は元を正せば、十二使徒の教えにさかのぼることができるとされ、ロシュフォル教の元になったフィラーハ教やロシュフォル教と同じくフィラーハ教から派生したローディス教も同様と思われる。 白き魔導師でもある十二使徒は白き魔導とはいえその凄まじい破壊力を恐れ、それぞれの魔力を神に仕える者の証である十二個の宝石に封印した。賢者達の願いを込めた宝石はいつしか『十二使徒の証』と呼ばれるようになった。 悪鬼たちが地上を去る際、オウガバトルの再来を予言しており、心配する地上人の為に三騎士の一人がいつでも神の助力が得られるようにと聖剣ブリュンヒルドを残した。この剣を持つ者は神と交信できるといわれており、それは同時に天空や魔界を行き来するためにも使用されるという。人々は聖剣を崇め、その剣をひそかに隠すことにした。聖剣は『三神器』のひとつに数えられるようになる。 ※オウガバトルサーガの始まりはオウガバトルとされている為、このエピソードがサーガ1章になると思われる。 ※オウガバトルが終結した後になっても争いをやめようとしなかった人間に対し、助力したことを悔やんだフィラーハは天界に住む他の神々や戦士達に下界と関わることを禁じている。その為か一般的に神話やオウガバトルはただのおとぎ話とされている地域もある。 ※オウガバトルの範囲が北の大陸・東の大陸・バルバウダを含んでいるのかは不明。 ※昔のゲーム雑誌にはオウガバトルは4千年前という記述があったらしい ※運命の輪のバルバスの台詞では数百年戦い続けたという台詞に変わっている。オウガバトル時代は何千年にも及ぶ戦いからもっと期間が短い設定に変更されているのかも。 |
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■オウガバトル後【OB】 オウガバトルが終わり、荒れ果てたゼテギネア大陸を統一したのは勇者レクサール。 オウガバトル伝説で登場する『三神器』のひとつ「聖杯」を使い、民の心をつかんだという。 伝説の炎の騎士とも言われるレクサールは『十二使徒の証』に匹敵するほどの魔力があると言われる勇者のシンボル「ファイアクレスト」を印としていた。伝説の竜・ディバインドラゴンの魂を封じた紅い宝石「ファイアクレスト」は、この世のどこかにあるという風の四神がつくりたもうた神の武器、幻と名高い『四風神器』を集めた者が手にすることができるという。多くの騎士達が栄光を求めて探しにいったとされている。 ※聖杯を持つ者は神に祝福された者、それが聖杯の力であり真の王の証でもあるとされているにも関わらず、レクサールは神々に戦いを挑み人類の独立を勝ち取った英雄とされている。フィラーハが下界に関わるべからずと命じたことにレクサールは関係しているのだろうか。サーガのエピソード候補。 ※FF14でも登場する「ファイアクレスト」の元ネタである。 ※Q版ゼテギネア神話~オウガバトル後 ※F版ゼテギネア神話~オウガバトル後 |
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■約1000年前 ニルダム王国建国【OB64】 南の大陸に住むボルマウカ人は神に導かれオウガバトルに参加。類稀な戦闘力を神に認められ海を渡り、永い旅を経てライの海周辺に辿り着き豊かな大地にニルダム王国を興す。 ※ボルマウカ人が住んでいたという南の大陸がバルバウダかは不明。 ※ニルダム王国建国直後の範囲は不明で王国東部は千年後の領土を仮に範囲としている。 ※ボルマウカ人はオウガバトルで活躍した天空の三騎士の一人を輩出している。 ※この時点でレクサールが統一したゼテギネア大陸がどうなっているかは不明。 ※ボルマウカ人は炎神ゾショネルを信仰。(Q版の設定であるが、ファンブックでも同様の設定が記載されてる) ※Q版ニルダム王国建国 ※Q版&F版ボルマウカ人 ※1000年以上前のヴァレリア諸島には既に人が住んでおり、古代ヴァレリア人が石畳の街道を建設したとされている。 |
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■500年前 金の民・藍の民の黒の大地をめぐる戦い【OB64】 東ガリシア大陸中央・西部『黒の大地』と呼ばれる肥沃な平野には『金の民』と呼ばれる民族が住んでおり、いくつかの部族がまとまって生活していた。彼等はバーサ神にまつわる神話を持つ事から、バーサに愛された民とされている。 黒の大地周辺に、西方より遊牧を中心に営む民族『藍の民』が流入し、当初は先住民である金の民と平和的に交流し、金の民も彼等を受け入れていた。しかし藍の民は安定した生活を求め、豊かな大地を手にすべく金の民に戦いを仕掛ける。 他民族との争いを常としていた藍の民は、簡単に金の民を退け、黒の大地をその手中に収めた。敗れた金の民は、東の山岳地帯へと追いやられ、厳しい自然との生活を余儀なくされる。 藍の民は金の民の再侵入を防ぐ為長い年月を経ても朽ちぬ鉄壁を誇るロムルス要塞を築く。 東方に追いやられた金の民は要塞を陥とすことがかなわず、長い間この地より西へ進軍することが出来なかった。 ※Q版パラティヌス人 |
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■400年前 オウィス島での人間族とマーメイド族の覇権争い【TO外伝】 後にTO外伝の舞台となるガリシア大陸の西に浮かぶオウィス島。周辺のあらゆる海では、マーメイドが平和な日々をすごしていた。しかし、ガリシア大陸から島に人間がやってきた日からそれは一変した。 |
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大陸から来たいくつもの船が島に上陸し森は焼かれ、各地に人間の集落が興った。人魚達の静かな海にも人間たちは入り込み、何度か衝突が起きた。小さな争いは絶えることなく、ついに両者との間で島の覇権をかけた数十年にも及ぶ戦いが勃発した。 人間の圧倒的戦力により、人間に南の海の侵入を許したマーメイドは敗色が濃厚になっていった。それから10年が経過し、人魚達は人間の武力の前に抗えず、生き残った者たちは西の海に逃げ込んだ。複雑に入り組んだ海流、深い森と湿地帯、自然の砦に囲まれたわずかな海域が人間の侵攻を防ぎ、そのまま戦いは終結した。島西部ティネア地方は湿地帯が大きく広がっている土地のため、戦争以降も人間はほとんど住んでいない。そのかわり亜人間の楽園と呼ばれており、マーメイドやホークマンといった亜人間が多く暮らしているといわれる。 大陸を離れオウィス島に渡ってきた最初の一族、バトラール家は、この戦いで大きな勝利を収め、島の北方に移り住んだ。これ以後代々ラーヌンクルスの地はバトラール家が領主として治める。 ※Q版オウィス島の争い ※ちなみに人魚自体はサーガ5章にも登場し人魚の肉を食べると不老不死になるといった噂等から迫害されてきたという。ファンブックによればヴァレリア諸島のレンネル島にもかつては人魚がいたという設定になっている。 |
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■フィラーハ教・ローディス教・ローディス教国成立 多神教が当たり前の時代に神の啓示を受けた預言者が現れ、フィラーハを唯一神としたフィラーハ教がゼテギネア世界で広まる。 フィラーハ教成立の数世紀後、聖者ローディスがフィラーハ教の預言者を否定し改めたローディス教が成立。ガリシア大陸西では神都ガリウスを中心として、ローディス教の名を冠した国家ローディス教国が成立。 ※神都ガリウスの位置は判明しているものの建国当初のローディス教国の範囲は不明。あくまでイメージ。 フィラーハ教やローディス教、ローディス教国成立時期が不明のため、金の民・藍の民の民族紛争やオウィス島の争いの前か後かは不明。OB64発売前の雑誌記事でニルダム王国は千年王国と強調されていたこともあるのでニルダム建国はローディスより前と推測。 ※Q版&F版フィラーハ教 ※Q版&F版ローディス教 ※Q版&F版ローディス教国 |
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■251年前 パラティヌス王国建国【OB64】 「黒の大地」を藍の民に奪われ二百数十年東方に追いやられていた金の民に、バーサ神の加護を受けた古代の王の血筋を受け継ぐといわれる英雄ヴィラーゴが登場する。トレモス山脈の奥深く、バーサ神殿で神と契約したといわれるヴィラーゴは離散した金の民をまとめ藍の民に戦いを挑む。 金の民は山だらけの荒い地形であるアルバ地域の進軍に苦しみながらも勝利し続ける。それと時を同じくして、大地震が発生し黒の大地は激しく隆起し、その地に移りに住んでいた藍の民は半数以上の人口を失ってしまう。前線にいた藍の民の兵士は神の力を恐れ、西に残した家族を心配しロムルス要塞から退いた。この時に隆起した黒の大地がバトゥルメント山脈といわれ、同時に平野だったケレオレス地域も盛り上がって山となり山脈の西端となっている。 ロムルス要塞を越え西方に進軍したヴィラーゴは遂に黒の大地を取り戻し、「金の民」「藍の民」をひとつにまとめパラティヌス王国を建国、「開闢王」と呼ばれるようになる。王国は開闢王直系の子孫が、神の加護を引き継ぐ者として代々王となる。 南部アルバ地域は南から乾燥した風が強く緑も満足に育たない荒れた山地のためどこの国にも属していなかったが、部族意識の強い集団「南部部族」が住んでおり、パラティヌスは交流による共存の道を歩むことになる。 ※開闢王の伝説について住民の一人がついでにローディスも倒してくれれば良かったと発言しているのでローディス教国より後にパラティヌス王国が建国されたと推測。 ※Q版開闢王によるパラティヌス建国 |
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■約70年前 ゼノビア王朝時代始まる【OB】 ゼテギネア大陸では無数の小国が乱立し争い続け、その争いが次第にエスカレートすると悪魔や魔獣を巻き込んだ戦いに発展。この時乱れた世を正そうとした5人の勇者が現れた。 シャロームの皇子ロシュフォル、皇子に仕える剣士グラン、アヴァロン島の僧侶ラビアン、モンスターを手足の如く操る魔獣王ダルカス、大陸一の賢者と言われたラシュディ。 五人の若者は10年の間に各地を平定し、悪魔を魔界へ封印した。五王国が相互に同盟を結びゼテギネア大陸を分割統治 、ゼノビア王朝時代が始まる。 五王国は大陸の東に位置し最も豊かな国といわれたゼノビア王国、黒真珠海を挟んで大陸南部 のホーライ王国、北東部のドヌーブ王国、大陸西部に位置するオファイス王国、大陸北西部、雪で覆われた極寒の地ハイランド。 ロシュフォル皇子は他の勇者達と共にゼノビア王国を建設、皇子自身はロシュフォル教の開祖となり、ゼノビア王国国王にはグランが即位。グラン王の統治は王道の手本と言われ、神帝と呼ばれた。また『三神器』のうち真の王である事を示す刻印がほどこされた「聖杯」、慈愛と正義の証とされる「聖なる腕輪」の二つを用いて王国をより堅固なものにしたとされている。 ロシュフォル教はアヴァロン島を総本山とし、ロシュフォル教会がゼテギネア大陸全土に建立されていく。 ※悲劇の多いサーガの中でも代表するものとしてグランとラプニカ王女の悲恋があげられており、五人の勇者のエピソードはサーガ2~4章のどれかになると考えられる。サーガは大陸統一を果たしたゼノビア王朝の変遷を焦点に脚色されている為この物語がサーガとしては大きな転換点と考えられ、五人の勇者全員が後世に直接的・間接的に影響を与えている。 ※ちなみに僧侶ラビアンは高位の予言を行うことができ、リボーンと同じサーガ7章の運命の輪においてゼノビアを追放された聖騎士ランスロット達に予言を託したという設定で、それが主人公デニム達に助力する理由のひとつになっている。 ※ローディス教・ロシュフォル教の元になったフィラーハ教にとってもアヴァロン島は聖地と考えられるが、ゼテギネア大陸でフィラーハ教会がどうなっているのかは不明。またアヴァロン島はゼノビア王朝時代、後世の帝国時代と中立を保っており、どこの国にも属してはいない。 ※五王国の領土は細かい部分が不明のため拠点の情報からの推測とある程度はイメージ。 |
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■61年前 第一次光焔十字軍遠征【OB64】 ローディス教国は異教徒に奪われた『聖地アヴァロン』の奪回と、近隣諸国の教化・改宗・異端排除を目的に第一次光焔十字軍遠征で他国への侵攻を開始。 属国には基本的に領土における自治権を認めており、さらに各領内で深刻な問題が発生した場合、資金や武装など、様々な面における支援をも約束。ローディス教の改宗を強制するものの主神の変更だけを徹底しその他の祭儀などの部分には柔軟に対応。最小限変更による効率重視、かつ抵抗少なく改宗を進めるための措置がとられた。 ※ローディス教国領土はイメージです ※Q版光焔十字軍遠征 |
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■約60年前 ヴァレリア統一戦争勃発【TO】 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今作タクティクスオウガリボーンの舞台となるヴァレリア諸島の約60年前。 オベロ海に浮かぶヴァレリア諸島は古来より海洋貿易の中継地として栄え、その覇権をめぐり民族間で紛争が絶えなかった。 |
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当時のヴァレリアはバーニシア、フィダック、アルモリカ、コリタニ、ブリガンテスの5つの国家に別かれていた。それぞれ、自国の版図を広げようと企んでおり一触即発の状態が続いていた。 統一戦争はバーニシアの君主・クレモント候が政権奪取を企む武装派ゲリラによって暗殺されたことから始まった。 これにより各国のバランスが崩れ、軍事色の強いフィダックがバーニシア、アルモリカに対して宣戦を布告、アルモリカを援護する形でコリタニが参戦。約15年に及ぶ『統一戦争』が始まる。 ※下の地図はゴバンダ湾がまだ陸地だった頃のイメージで、後のゴパンダ湾となる部分の各国の領土はイメージ。 |
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■約45年前 海洋王国ヴァレリア建国【TO】 覇王ドルガルアが約15年に及ぶ統一戦争に終止符を打ち、海洋王国ヴァレリアを建国する。 ドルガルア王は民族融和政策を掲げ、他民族間の婚姻を奨励し、国教をフィラーハ教とすることで対立を除こうとフィラーハ教団を設立。新たに王都ハイムを建設し、フィラーハを奉った神殿を建設した。以前はクリザローの町を総本山とするバスク教が広く信仰されていたが、その勢力図が大きく覆り、少数となったバスク教徒は迫害され、土地を追われた。 ドルガルアの統治は半世紀に渡りヴァレリアは栄えた。 ※迫害を恐れたバスク教徒は住む者の少ないエクシター島に移住しバスク村を作った。 ※ドルガルア自らフィラーハ教団を設立しているのはロシュフォル教成立後、大陸のフィラーハ教会組織が衰退した為だろうか? ※禁呪の影響で一部大地が消滅し、ゴバンダ湾ができた。 ※Q版統一戦争時代 ※F版統一戦争時代 ※Q版&F版バスク教 |
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■36年前 第二次光焔十字軍遠征【OB64】 ローディス教国による第二次光焔十字軍遠征。神都ガリウスの騎士団、および「譜代」の属国を中心に行われたこの進出は、布教というにはあまりにも侵略的な色を帯びており、実際武力による衝突-制圧も多く見られた。 初期のローディス教国を興した古参の国家フェーリス公国はガリシア大陸南西部に位置しており、神都ガリウスからの命を受けオウィス島教化政策のためべラルド・ラスナンティ率いる聖炎騎士団を派遣。島南部アールセン地方での激しい戦闘があったものの、島北部ラーヌンクルスでは領主ウィリアム・バトラールは改宗や納税を受け入れローディスと和平条約を結ぶ。ローディスに正式にラーヌンクルス領主と認められ公爵の地位を与えられるが、その直後病死した為弟のナリス・バトラールがその地位を受け継ぐ。 こうしてオウィス島はローディス教国領となり、地理的な理由等から管轄はフェーリス公国が請け負う。 ※ローディス教国領土はイメージ。第三次光焔十字軍遠征前にはニルダム・パラティヌスの国境に接するまで領土を拡大している。 ※フェーリス公国は具体的な位置は不明なのでイメージです。公式サイトではローディス教国北西部と書かれ、攻略本では大陸南西部に位置するとなっている。神都ガリウスの位置からローディス北西部だと大陸南西部がおかしくなるのでどちらかが間違っているのだろうか。 ※Q版第二次光焔十字軍遠征 |
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■27年前 神聖ゼテギネア帝国建国【OB】 ゼテギネア大陸五王国のひとつ、ハイランドの女王エンドラは北方のガリシア大陸で領土を拡大していたローディス教国に脅威を感じ対抗しようとした結果他の四王国と戦争となる。ゼノビア国王グランは、盟友であった賢者ラシュディによって暗殺。四王国は滅亡しハイランドはわずか1年で大陸を制覇、神聖ゼテギネア帝国が誕生する。 力のみで人心を支配する覇道を歩み、その政治は圧政を極め、従わない者は政治犯として投獄されるなど恐怖政治そのもの。圧政から逃れようとする者、旧王国派の生き残りには容赦なく追手が差し向けられた。密告や裏切りが人心を惑わし、多くの血が流れた。 やがて暗黒道の教えが広まると女帝エンドラや賢者ラシュディを神として崇め、ロシュフォル教会は邪教として弾圧され始める。 ※Q版新生ゼテギネア帝国建国 ※F版神聖ゼテギネア帝国建国 |
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約20年前 オウィス島の内乱【TO外伝】 オウィス島北部ラーヌンクルス領主ナリス・バトラール公爵に不穏な動きが見られ、島南部住民の要請に応えフェーリス公国から調査団として派遣された聖炎騎士団が島南部アールセン地方に上陸したところから物語は始まる。 サーガ7章に登場するローディス騎士の若き頃が描かれる オウィスの章 『タクティクスオウガ外伝』“The Knight of Lodis” ※Q版オウィス島の内乱 |
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■教皇派クーデター・ニルダム王国侵攻【OB64・運命の輪】 ローディス教国はライの海を中心に一大勢力を誇ったボルマウカ人のニルダム王国に侵攻。ゼテギネア大陸付近まで勢力を拡大する。 ローディス教国内では元老院政治が腐敗、閉塞状況に陥る中で正当の統治者である教皇を重んじる教皇派のロスローリアンが台頭。ローディス教会と結託し、腐敗した元老院政治からの脱却という思想を掲げ教皇派のクーデターが発生する。多くの貴族・元老院議員が粛清され、以降教皇派が元老院を牛耳る状態となっている。 |
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Q版とF版ではニルダム侵攻・教皇派クーデターの発生時期が異なっており、Q版では14年前の第三次光焔十字軍遠征でニルダムに侵攻し滅亡させる。同年パラティヌス王国へ侵攻、講和条約を結び従属国とし半年後パラティヌスに指示して未開の地であった南部地域を制圧させる。東西に分割したニルダム領を近隣諸国に分割統治させ東側をパラティヌスが拝領、ボルマウカ人を含む下級民は強制労働を命じられる。こうしてローディスはガリシア大陸の大半を支配下に置く。教皇派のクーデターは10年前となっている。 F版ではクーデターは6年前でニルダム侵攻はおそらくその後と思われる。 ※Q版第三次光焔十字軍遠征・※Q版教皇派クーデータ ※F版教皇派による軍事クーデター・※F版ニルダム侵攻・ |
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■11年前~4年前【伝説外伝】 ゼテギネア大陸帝国歴15年、神聖ゼテギネア帝国の恐怖政治により各地で治安が悪化し盗賊が横行。エストア村に落ち延びていた元ゼノビア騎士団員エストラーダが、剣術の弟子トリスタンとケイン、二人の少年を連れて討伐に出たことで大きな陰謀に巻き込まれる。サーガ5章で登場する亡きグラン王の長男、トリスタン皇子の若き頃が描かれる『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』“Let us walk on together,so as not lose our way.” ※リヒトフロス王国はゼノビア王国の影響下にあったと思われるがゼテギネア大陸と外伝の舞台の位置関係は不明 ※リヒトフロス騒乱・バルドル騒動 |
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■2年前 新生ゼノビア王国建国・ヴァレリア内乱突入【OB・TO】 最後の戦いを挑もうとしていたゼノビア王国騎士団のわずかな生き残り、騎士ランスロットや占星術師ウォーレンの前に現れた勇者が指導者となり、革命軍を結成して帝国に反旗を翻す。旧ゼノビア王国の魔獣軍団長ギルバルドや同軍団所属の風使いカノープス、旧ゼノビア王国騎士団団長アッシュなど旧ゼノビア王国の者達を加えて各地域を解放。そして革命軍は旧ゼノビア王国第一皇子トリスタンと合流し旧王都ゼノビアを陥落させる。帝国側の人間も含め様々な人材が集まり、その活躍に伴い各地で反乱が相次ぎ、ついには神聖ゼテギネア帝国を打倒する。 トリスタン皇子が即位し、新生ゼノビア王国を建国、ゼテギネア大陸は統一された。また聖王トリスタンはハイランドの名門ウィンザルフ家のラウニィーを王妃に迎える。革命軍を指揮した勇者は数名を引き連れ、ローディス教国の偵察に出発。サーガ5章『伝説のオウガバトル』“The March of the Black Queen” ゼテギネア大陸の革命と同時期に約半世紀海洋王国ヴァレリアを統治してきたドルガルア王が後継者不在のまま死去。その後継を巡って貴族階級のバクラム人、人口の大半を占めるガルガスタン人、少数民族のウォルスタ人の三民族が覇権を争い、ヴァレリアは再び内乱状態に陥った。 フィラーハ教会の影響力を背景に司教ブランタが後継者問題に端を発した内紛に介入。バクラム人の貴族や富裕層の支持をとりつけると同時に政治的基盤を固める。王国の実権を握ったブランタは更にローディス教国と密約を交わし、暗黒騎士団ロスローリアンがヴァレリアに派遣される。 ※Q版&F版ゼテギネアの叛乱 ※タクティクスオウガリボーンに登場する白騎士ギルダス・ミルディンはサーガ5章では登場しないものの、ギルダスはハイランド出身でウィンザルフ家に仕える騎士だったらしく帝国側の人間と思われる。ミルディンはダルムード出身なのでオファイス系ゼノビア人であり、トリスタンのレジスタンスに所属していたらしい。 |
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■1年前 バクラム・ヴァレリア国・ガルガスタン王国建国・ウォルスタ解放軍敗北【TO】 司教ブランタはローディスの庇護の下、北ヴァレリアを手に入れると故ドルガルア王の妃の血縁に当たるエルテナハ家の嫡子を国主としてバクラム・ヴァレリア国を建国。 摂政となったブランタは島全体を手に入れる事を主張するがローディスから派遣された暗黒騎士団総長ランスロット・タルタロスが戦力の損失を恐れ拒否し、ブランタも渋々それを受け入れ進軍は停止。 |
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島の南半分に残された二つの民族主義陣営のうち、人口の7割を占めるガルガスタン系民族主義勢はフィラーハ教の枢機卿として特出した存在であったバルバトス枢機卿が指導者となり、南ヴァレリアを手にするためウォルスタ系住民に宣戦布告。古都ライムでの争いを最初にガルガスタンとウォルスタとの戦いが始まる。ガルガスタンは民族の根絶を目的とした虐殺を展開。 ウォルスタ人はロンウェー公爵を旗頭に抗戦するも戦力の差により半年で敗北。バルバトス枢機卿は旧コリタニ領主オルランドゥ伯の末裔を国主としてガルガスタン王国を建国。バルバトスは幼い国主を支えるという名目で摂政職につき、実質的に国を動かす。枢機卿は内乱終結を宣言するも、ウォルスタ人への弾圧は続いた。 ウォルスタ人の多くは抵抗を続けるも、ロンウェー公爵が捕囚の身となってからは次第に下火となり、ガルガスタンが用意した自治区に足を運ぶ者が増加。ヴァレリアの内乱は沈静化。 ※バルバトス枢機卿に反発したことによりバスク村を襲撃され虐殺され、生き残りは身を潜める。 |
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■現在 タクティクスオウガリボーンはサーガ7章“Let Us Cling Together”で公爵の処刑が間近と噂され追い詰められたウォルスタ人の主人公デニム達が、新生ゼノビア王国を追放された聖騎士ランスロット達と出会い、物語が始まる。(旧作『タクティクスオウガ』『タクティクスオウガ運命の輪』) 主人公デニム達に助力する聖騎士ランスロットや風使いカノープス・占星術師ウォーレンはサーガ5章(OB)の登場人物。 敵役として登場する暗黒騎士団ロスローリアンはローディス教国の誇る十六騎士団のひとつである。ロスローリアの中にはニルダム王家の末子アンドラスや代々ハイランド王家に仕えた名門ウィンザルフ家と同じ姓を持つ暗黒騎士ヴォラック・ウィンザルフが所属している。 サーガ5章でゼノビアを旅立ちローディス教国に向かった勇者達が活躍し、ボルマウカ人達が反乱を起こすサーガ6章(Q版における『オウガバトル64』“Person of Lordly Caliber”、F版における“Seven Seas of Rhye”)はサーガ7章の今作と同時期の物語となる。またローディス偵察に向かった勇者達の一人、天空のギルバルドはヴァレリアに立ち寄るとされているがTOや運命の輪ではヴァレリアで登場することはなかったが今作もそのイベントはない模様。運命の輪では戦闘に参加する準備をされていたものの没になったが、リボーンでの(あるかは不明だが)有料DLC等での登場についてはヴァレリア島にいないため根本的に無理としている。 ※Q版パラティヌス革命戦争 ※F版Seven Seas of Rhye |
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