□Q版世界観-亜人間・魔獣
※Ex-S様、オウガの鬼様、長々独白様、管理人の考察をまとめたもの

 
亜人間とは妖精など人間ではないが人間の姿形に近い姿をした者達。魔獣は獣のような姿をしている巨大な生物。
 
■生息域と人間の居住地の関係
 
 以前は魔獣や妖精と人間は共存関係であったらしい。しかし人口増加にともなって人間は彼らを追い出し山間などのわずかな地へ追いやった。一部の者に至っては戦争の道具として扱うようになっている。
 ゼテギネア期における亜人間の社会的な地位は、その生息域と人間の居住地によって左右される可能性がある。
 特にカノープスやシィン・アーレスなどの有翼人達は人間と同等の扱いを受けており、ユーリアとギルバルドの仲も特別なものとしては描かれていない。
 有翼人の生活観も人間のそれと差異は感じられず、6章における野生の有翼人の生活の場も、人間と近い場所にあると思われる。
 他の亜人間で、有翼人達と同じ待遇を受けている者は今まで登場していない。これらのことから亜人間の社会的な地位がその生息域と人間の居住地によって左右される可能性が高いといえるのではないだろうか?

 他の亜人間についても考察してみる。

 基本的に有翼人以外の亜人間の生息域は人間の生活の場(街など)から離れた森・山・海などである。参照
 人魚族は帆船技術の発展と共に迫害されてきたとある。元々人魚はほとんど人間と接点がなかったと思われる。人魚の肉を食えば不老長寿になれるという俗信もそのためだろう。これらの俗信と人魚の歌声による沈没事故などから迫害されるようになったと考えられる。
 パンプキンヘッド、マッドハロウィンは人工生命体で本来自然界には存在しない。ゴブリン、ゴーゴン、悪魔類は死者の宮殿など魔界との関係が濃い場所にいる。
 カオスゲートなどからやってきて生活場所を持たない魔界の住人は、迫害などされた為人々の少ない場所に生息するようだ。
 アンデッド系は知能面はわからないが、ニバス曰く屍人達は死が苦痛で生者を憎む為通常交流は不可といえる。ある程度彼らを操れる者がいないと戦闘させるのも困難だろう。
 巨人族は知能面が低く、生息地も山岳部であるようなので人間との交流は少ないと思われる。ただ、ジャイアントのハーフであるジェミニ兄弟などの存在から交配は可能であるらしい。どういう経緯で彼らが生まれたかは不明なため恋愛感情があるのかどうかは不明。
 天使類は僧侶との契約なしで人間と関わることを禁止されている。ミザールとラシュディの契約によって行き場を失った天使達は人間がいない場所を飛行したり潜んでいた。
 ウェア系の多くは伝染病であるため迫害されたのだろう。その結果彼らも人里離れた場所に身を置いている。彼らは盗賊などして生きている者が多いのでは?
 人間と同等の扱いを受ける者もいるが、シリウスは帝国という国の為に、ビスクは伝染病とは別のウェアウルフであるからだろう。6章におけるヴァンパイアの話から闇の住人は人間世界に少なからず入り込んでおり、その為にビスクのような人間が生まれたのだろう。
 オウガ・サテュロスは魔界のみに存在するので論外。
 リザードマンは、移動タイプや出現場所から、多くは湿地帯に生息し、これも接点はやや薄い。人間の言葉は話せないようだが、知能はそこそこあるらしく、戦争に参加したり盗賊だったりといろいろ。
 
■生殖
 
 人魚に関して、5章でもオウィスの章でも全く男性が登場しない。このことから男性は存在しないという可能性が高い。クロウリィの「泡から生まれ、天に帰る」という言葉から海の精霊に分類されるのでは?生殖活動を行わないで自然に増えていくと。
 しかしクロウリィがベイレヴラを姉だと言っており実際どうなのかは不明。それとも両生類の特性を持っているのかもしれない。
 同じようなもので、グリーシナ・ルビーナの妖精姉妹がある。こちらも詳細は不明。
 人間に近い姿をした亜人間は、人間と子供を作ることができるらしい。ジャイアントのハーフやギルバルドとユーリアの仲などからそう推測できる。
 
■知能
 
 人魚・有翼人・天使・悪魔・妖精・ゴーゴンなどの知能は人間と同等で、人の言葉を話すことができる。
 リザードマンは人の言葉を話せないがなんとか理解するレベルだと思われる。
 他の魔獣や亜人間は基本的にそこまで知能は高くないようだ。
 しかし、魔法を行使するスフィンクスはかなりの知能を有していると思われ、もしかしたら人間の言葉を話せるのかもしれない。


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